BOGREN DIGITAL 最新アンプシミュレータ『MLC SUBZERO 100』 製品レビュー by 黒沢ダイスケ氏
コンポーザー・ギタリストとして活躍される黒沢ダイスケ氏より、Bogren Digital社最新ギターアンプ・シミュレーター『MLC SUBZERO 100』の動画レビューをいただきました。
動画内では、アンプの基本的なコントロールやエフェクター、そして本製品最大の特徴である”IRDX”をはじめとするキャビネットのマイクセッティングなどパラメータを細かに解説いただいており、各機能を操作することによるサウンドの変化などを耳で体感いただける内容となっています。どうぞご覧ください!
- メーカー:BOGREN DIGITAL
- カテゴリ:プラグイン・エフェクト
黒沢ダイスケ氏:
世界的メタル・エンジニアであるJens BogrenがプロデュースするBogren Digitalより、初のフルスペックなアンプシミュレータープラグインがリリースされました。
これまでアンプシミュレーターはお手軽なワンノブシリーズを中心リリースしていたBogren Digitalですが、この「MLC SUBZERO 100」では通常のアンプ部分はもちろんエフェクトやキャビネットの細かいところまでエディットが可能です。
日本国内ではあまり馴染みのない機種のアンプですが、コントロール部分は一般的なギターアンプで見るツマミが中心となっているので、初めてアンプシミュレーターに触れる方にもおすすめできるプラグインです。サウンドの方はハイゲインはもちろん、澄み切ったクリーン、カッティングが映えるクランチなどオールジャンルに対応。エフェクターは2種のドライブ系、ディレイとリバーブを搭載しています。
注目すべきはキャビネット・セクションのIRDXテクノロジー。通常のIR技術はアンプの音量の大小に左右されることなく、サウンドが一律にIRデータを通過するだけでしたが、IRDXは音量によってスピーカー・キャビネットがドライブするような挙動を再現しています。他社製の一般的なIRデータを外部からロードした際にもIRDXを適用出来るので、アンプ部分をバイパスしてIRローダーとして使用することも可能です。もちろん予め用意されたキャビネット、マイクから選択してエディットすることも可能ですので、IRデータを持っていなくても極上のサウンドを鳴らすことが出来ます。
1983/02/23 生まれ
2003年、Dream Theater Official Songwriting Contestで2位受賞。
2006-2017年、96(クロ)名義にてゲームミュージック作曲家として11年間KONAMIに所属。
2013年、96名義での1stソロアルバム『BLACK ALBUM』をリリース。
2022年、4thソロアルバム『BLACK ALBUM 4』をリリース。
主な提供楽曲
- BEMANIシリーズ/KONAMI:作編曲
- 夕星の芒野と消ゆ/EARTHSHAKER:作曲
- はなまるぴっぴはよいこだけ/TVアニメ「おそ松さん」OP曲:作編曲
- デンシンダマシイ/TVアニメ「BORUTO-ボルト-」ED曲:編曲
- 心誰にも/TVアニメ「シャドウバース」ED曲:編曲
- 零の位相/kradness:作編曲
- Dash & Strike/影山ヒロノブ:作編曲
シンコー・ミュージック・ムック「モダン・ギタリスト 特集: ジョン・ペトルーシ」奏法解説等執筆。
リリース情報
NEMOPHILAのドラマー:むらたたむ、池尻晴乃介と池尻喜子による夫婦プログレユニット:池尻家を迎え放つ、黒沢ダイスケプロデュースの渾身のメタルアルバム!HAGANEのギタリスト:よしださくらがゲストとしてギターソロを熱演!
CD版のみ、ボーナストラック”INSPION”、全3曲のギター無し音源、ドラム無し音源も収録。ボーナストラック”INSPION”では元DREAM THEATERのデレクシェリニアンがキーボードソロで参加!
folder NEWS, SONICWIREニュース, クリプトンDTMニュース, プラグイン・エフェクト, 活用方法
label Bogren Digital, アンプ・シミュレーター, ギター, プラグイン・エフェクト, 黒沢ダイスケ