オーケストラ音源の老舗 VIENNA SYMPHONIC LIBRARY社より、新作ピアノ音源『SYNCHRON FAZIOLI F308』がリリースされました！

同社のグランドピアノ音源としては、前回の『SYNCHRON BOESENDORFER 280VC』から約2年近くぶりの新作。今回は同社が運営するスタジオ「Synchron Stage Vienna」の広大なスコアリング・ステージ「Stage A」で収録された『SYNCHRON YAMAHA CFX』『SYNCHRON CONCERT D-274』『SYNCHRON BOESENDORFER IMPERIAL』に続くフラッグシップ・ピアノ音源です。

世界最大級のグランドピアノ「F308」をスコアリング・ステージでキャプチャー

SYNCHRON FAZIOLI F308

キャンペーン価格 ¥27,390

• メーカー：VIENNA SYMPHONIC LIBRARY
• カテゴリ：ソフト音源

今回モデルとなったピアノは、イタリアのピアノメーカー Fazioli（ファツィオリ）社のコンサート・グランドピアノ「F308」。その名称が冠する「308」は同ピアノの奥行き「308cm」を表しており、これは世界最大のサイズです。

その大きさゆえに長く取られた弦長は、音が濁りやすい傾向にある低中音域の鳴りを明瞭なものにしており、演奏の中で垣間見えるスムーズな低音の立ち上がりには驚かされます。

またオリジナルのF308の特徴でもある「4つ目のペダル」も搭載。これはハンマーと弦の距離を近づけ、アタック感などの質感を変えずに演奏の音量を下げるFazioli社独自の機構です。これにより繊細なパッセージやフレーズの演奏が可能になりました。

兎にも角にも、重要なのはサウンド。まずはVSL社から公開されている4つのデモソングをお聴きください！

既に「Synchron Pianos」シリーズ製品をお持ちの方であればお気づきかもしれませんが、これまでの同シリーズ製品とはマイクポジションが異なるため、音質も異なります。スコアリング・ステージ内の残響成分が非常に豊かであった前作までとは変わり、ポップス音楽にも十分通用するドライな印象のクローズマイクが用意されております。

また動作エンジンである「Synchron Pianos」の特徴や強みも相まって、弾き心地は従来のあらゆるピアノ音源の中でも最高クラス。収録サンプル数の多さもあり求められるスペック要件は高めですが、一度弾けばたちまちその美しさに酔いしれること請け合いです。

中でも一番驚いたのは、鍵盤から手を離した時のリリース感（特に高音の減衰）のリアルさや、フォルティッシモ以上の強さでスタッカートを演奏した時に起こりやすい「ピアノ内での反響音」などもしっかり再現されている点です。まるで本当に目の前にピアノがあるかのような立体的な音からは、譜めくりの音すら聞こえてきそうな錯覚を覚えます。

「Synchron Pianosと言えばクラシック向け」という従来の同シリーズのイメージを覆す『SYNCHRON FAZIOLI F308』。

ピアノ好きやピアノ奏者であればあるほどその美しさにハマる、これまでのピアノ音源とは一線を画した製品です。是非お求めください！

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