ケルト音楽の深淵に届く。 BEST SERVICE 『CELTIC ERA 2』
BEST SERVICE 『CELTIC ERA 2』
古往今来のケルト音楽の楽器を総括しながら惜しくも廃盤となった前作に、さらなる貴重楽器の音源を追加して復活。BEST SERVICE社『CELTIC ERA 2』がリリースされました。
音楽家、作曲家そして楽器コレクターとしても名高いEduardo Tarilonte氏の所有する楽器群の中から、18個の新規インストゥルメントが腕利きの演奏家によって丁寧に演奏され、前作での収録分と質感が一致するように高精細で追加収録されています。
希少な楽器群
現在一般的に用いられ、日本でもよく知られる木管楽器(ホイッスルやフルート、ハイランドパイプ、イーリアンパイプなど)、弦楽器(アコースティックギターやブズーキ、バンジョー、ハープ、ツィター、フィドルなど)、鍵盤楽器(コンサーティナ)、打楽器(バウロン、スネアドラムなど)は、当然のことながら代用品でなく現地のものを収録。ライブラリのトータルサイズは充実の25GB。
貴重で美術品としての価値も高い古楽器は、青銅器時代に儀式や戦争に用いられたカーニクス(Wikipedia En)、コルヌ(Wikipedia En)、ウォーホーン(Wikipedia En)に加え、今回新たにドルド(Wikipedia En)を追加。
つまり現代の上品で洗練された(印象の強い)ケルティック/アイリッシュミュージックだけでなく、かつての殺伐とした時代の鼓舞や凱歌まで、表現が可能になります。
ファンタジーの描写にうってつけ!
北欧神話やケルト神話は日本でもファンタジーや叙事詩などの題材として多く用いられ、各地域の音楽もその演出に一役買ってきました。さらに一歩踏み込んだ生々しい表現を目論む方にとって、本作『CELTIC ERA 2』は無視できないライブラリーとなるでしょう。
収録楽器は上述の通りの充実度。伝統的なアーティキュレーションを網羅し、複数のダイナミクス、ラウンドロビンによるリアリティを確保、一部の打楽器やアコースティックギターのストラムにはMIDIフレーズを収録し、ケルト音楽だけでなくあらゆる音楽に魂を吹き込んでゆきます。
前作『CELTIC ERA』をお持ちの方は、アップグレード価格での導入がオススメです!
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label Best Service, Eduardo Tarilonte, アイリッシュ, エスニック, ケルト, シネマティック, ワールド・ミュージック, 民族楽器