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【製品ピックアップ】新規追加メーカー「Venomode社」製品を一挙ご紹介!

2021年10月1日 18:56 by toy

先日新たに追加されたメーカー「Venomode社」製品をご紹介!

各製品詳細ページに記載していない内容や、元々デモ動画が用意されていない製品の簡単な動画をご用意いたしましたので、まずは本記事でどういった製品がラインナップされているかをチェックしてみてください!

『PHRASEBOX』

  • Venomode Phrasebox – Demonstration

  • DTM製品メーカー“venomode”!特徴や代表製品をご紹介

MIDIフレーズから無限に新たなシーケンスを生成

『PHRASE BOX』は和音を入力するだけで、新たなフレーズを生成できるフレーズ・アルペジエーターです。

どんな音源にも対応していますが、特にピアノやシンセで簡単にカットアップを制作したい時などに役に立ちます。ステップの数や、ノートの密度を変更してランダマイズ機能を用いることで、自分では作れないであろうフレーズも提案してくれます。初心者にも扱いやすい製品になっています。

『MAXIMAL 2』

Venomode Maximal 2 – Loudness Maximiser – Walkthrough

VENOMODE 社独自のアルゴリズムを詰め込んだ、ラウドネス・マキシマイザー!

『MAXIMAL 2』はVENOMODE社独自の「ルック・アヘッド・ピーク・リミッター」と「アナログ・モデリング・サチュレーション」を詰め込んだラウドネス・マキシマイザーです。

「ルック・アヘッド」(先読み)が備わっているため、音割れなく音圧を上げてくれます。またモード変更により、アナログライクなサウンドを4種類再現できるほか(クリーン、ラウド、テープ、チューブを搭載)、最大8倍のオーバーサンプリングで編集も行える優れものです。

『PIVOT』

venomode – Pivot

M/S処理を備えた、パワフルなチルト・イコライザー

『PIVOT』はミッド/サイド処理と、スロープの調整を複数のつまみだけで調整できるチルト・イコライザーです。

トラックの全体的な周波数バランスをシーソーのように移動させることができます。真ん中の「TILT」ノブを左に回すだけで高音を、右に回すと低音を強くすることが可能です。また、プリセットが複数収録されているので、プリセットを選択した後に理想のサウンドへ近づける使用方法もあります。

『DEEQ』

venomode – DeeQ

エンベロープに基づいて、自動調整を行うシングルバンド・ダイナミックEQフィルター

『DEEQ』入力されたエンベロープや外部のサイドチェーンに基づいて、EQのパラメータ(フィルターの周波数、ゲイン、Q値など)を自動的に調整するシングルバンドのダイナミックEQフィルターです。

基本的なEQと使い方は同じですが、フィルターの使用感が視覚的にわかりやすいため、初心者でも簡単に扱えるプラグインです。またアップデートにより、ミッド/サイドモードが追加され、ステレオの広がりをダイナミックに調整できるようになっています。当製品もプリセットが収録されているため、簡単に理想の音へ近づけることが可能です。

『COMPLEXER 2』

venomode – Complexer 2

様々な処理方法でダイナミクスを制御

『COMPLEXER 2』は独立して制御される3つのダイナミクス・プロセッサーを搭載したマルチステージ・ダイナミクス・プロセッサーです。

コンプレッサー(アップ/ダウン)、エキスパンダー(アップ/ダウン)、リミッター、ゲートの6種類のモードから選択でき、パラレルチェイン、ステレオとミッド/サイド、マルチバンドなどの様々な処理方法でマルチバンドのリミッターやエキスパンダー、ゲーティングが行えます。コンプ2段がけやパラレルコンプレッションを1つのプラグインで完結でき、上級者向けながら、使いこなせば自在にダイナミクスを調整できる製品です。

『LOWTILITY 2』

Venomode Lowtility 2 – Stereo Bass Utility – Walkthrough

ローエンドに特化したマルチエフェクト

『LOWTILITY 2』はローエンドフィルターとミッド/サイド・ユーティリティプラグインの役割を組み合わせたマルチエフェクト・プラグインです。

低域は左右チャンネルで位相差があると、音を打消しあってしまう「キャンセリング」が発生してしまいます。これを解決するのに便利なプラグインです。位相を視覚的に確認できるため、ズレたベースや、バスドラムのサウンドで活用いただけます。上記にて実際の処理結果をご確認いただけますので、是非ご視聴ください。

※イヤホンやヘッドホンを着用しての視聴を推奨いたします。

まとめ

本記事では、「Venomode社」製品を紹介してきました。

視覚的に簡単操作で扱える製品から、特質的な製品までをラインナップしています。デモ版も公開されていますので、気になる製品があれば各製品詳細ページからご確認いただき、是非お試しください。

Venomode社製品一覧

現在開催中の「SONICWIRE LEGENDARY MONTHS 2021」では、次々と新規メーカーを追加しています。Venomode社のほかにも多くの製品群が追加されておりますので、是非チェックしてみてください。

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