SONICWIRE 2020年セールスランキング!~ソフトウェア音源編~
2020年も残すところ、今日を含めてあと二日。新年を迎えるにあたってやり残していることはありませんか?年末年始、例年よりものんびりと過ごされる予定の方も多いと思いますが、そのためにもしっかり準備を整えておきたいところです。お餅やみかんの用意はもちろん、たっぷりと制作時間が取れるこのタイミングで新しい音ネタも探してみませんか?
今年最後にご紹介するセールスランキングは、ソフト音源編です!まずは10位~4位まで見ていきましょう。お仕事などで忙しく過ごされる皆さんも、どうぞ息抜きにご覧ください!
第10位
- メーカー:AMPLE SOUND
- カテゴリ:ソフト音源
第9位
第8位
- メーカー:CINEMATIC STUDIO SERIES
- カテゴリ:ソフト音源
第7位
第6位
第5位
第4位
ここまで定番の人気製品が並ぶ結果となりました。注目すべきは、競合ギター音源を抑えて第5位に食い込む『ELECTRI6ITY』。パッケージ版で国内販売を開始してからなんと今年の5月で10周年!根気よく詳細なパラメータを詰めていくことでしっかりと応えてくれる実力と、8本のギターが一度に揃うボリューム感も人気の秘訣でしょうか。
ちなみにSONICWIREでは現在、第10位/第7位のAMPLE SOUND製品をはじめ、MUSIC LAB製品、IMPACT SOUNDWORKS社SHREDDAGE 3シリーズ製品などギター音源を豊富にラインアップしており、ギター音源戦国時代が到来しています。そんな中、ご希望の一本をお選びいただく指針になればと【SONICWIREスタッフ厳選】おすすめギター音源10選!を公開しています。各製品ごとにおすすめポイントと特徴をご紹介していますので、ぜひご覧ください。
第6位/第4位にもドラム音源が並んでいますが、おすすめドラム音源5製品もご紹介していますのでご参考ください!
それでは、TOP3の発表です。まだ登場していないあの人気タイトルははたして!?
第3位
楽曲からSE制作まで幅広く活用可能な万能シンセ!複雑なウェーブテーブルのようなサウンドを生成するために、多数の合成フォームを備える他、非常にきれいでCPUに優しい“VSaw”という名前の“supersaw”モード、ノートを重ねるためのコーダー、サンプルをレイヤーするためのマルチサンプラー・スタッカー、ドラム・シーケンサを備えたドラムキットを搭載し、非常に複雑なアルペジオやシーケンスも作成できます。
第2位
ベース・トラックを簡単に制作可能な即戦力ベース音源!「Modern」「Vintage」2種類のベース音色を収録し、豊富な作曲支援機能を搭載。『EZ DRUMMER 2』『EZ KEYS』より手軽な操作性を受け継ぎ、楽曲のコード進行に合わせて調整可能な演奏フレーズも多数収録。さらに、ドラム/ベース/ギターいずれかのオーディオファイル、あるいはドラムやキーボードのMIDIファイルをインポートして、マッチしたベース・トラックを自動生成します。
第1位
圧倒的音質と操作性を誇るウェーブテーブル・シンセサイザー音源。超高精度のリサンプリングによりノイズが少なくなるよう設計された非常にクリーンな2つのオシレータと、サブ・オシレータ、ノイズ・オシレータ、あらゆるタイプを揃えたフィルター・モジュール、10種類のエフェクト・モジュール、LFO、LFO的にも使えるユーザーフレンドリーなエンベロープなど機能を満載しながらも、一般的なシンセ音源に比べて少ない負荷で動作。クリエイティビティを失わないよう慎重に組み上げられた操作画面で、従来深くに存在するような機能を手軽に、リアルタイムに調整可能です。そのまま使えるクオリティのプリセットも450種以上収録しています。
2020年も、2位以下を大きく引き離して『SERUM』が首位を独走する結果となりました。これは、ムーブメントの移り変わりが激しい中、多くのユーザー様にご愛顧いただいていることを表していますね。
ちなみに、『SERUM』を導入したものの、プリセット音色だけで満足されている方も中にはいらっしゃるかと思います。いじれる箇所も多いので、どこから手を付けていいのやらと思っている皆様は、以下のような記事をご参考いただいて、音作りのはじめの一歩を踏み出してみませんか?
- EDM定番シンセ音源『SERUM(セラム)』を使いこなすための、“8つ”のヒント。
- 意外と簡単に使える?EDM定番シンセ音源『SERUM(セラム)』の基本を押さえよう。
- 「プリセット読み込むだけ」はもう卒業!SERUMのウェーブテーブルを実際に操作してみよう。
作りたいジャンルにピッタリの音を手っ取り早く入手したい方には、プロの手によるSERUM用プリセットを収録したサンプルパックがサードパーティ各社からリリースされていますよ!
そして今年のSONICWIRE的ソフト音源ニュースとしては、2位に輝いたTOONTRACK 社のEZシリーズ待望の新シリーズ『EZ BASS』は外せません。自分でベースを打ち込むとついつい8分のルート弾きになってしまう方はもちろん、ソフトウェア音源の機能は端から端まで使い倒すベテラン層にもに激推しの音源です。これまでのEZシリーズと同様にトラックに混ぜやすくサウンドメイクされたVintage/Modern 2種類の音色は、それぞれ複数のプリセットでサウンドバリエーションもばっちり。様々なジャンルに適したMIDIフレーズが入っているのもうれしいですが、目的のフレーズを探す機能が最適化されているブラウザも使いやすく秀逸。制作中のドラムトラックをインポートして拍やキメが揃ったリズムフレーズを生成してくれるのも便利で、自分でギターやベースを弾かれる方は、『EZ BASS』で演奏をレコーディング/MIDI化することもでき、それをベースにコード進行を調整したりとデモ制作やフレーズを煮詰めるのにも便利ですよ!すでに『EZ BASS』用拡張ライブラリ『EBX』シリーズや、専用MIDIパック『BASS MIDI PACK』シリーズもリリースされています。これからのラインナップも楽しみですね!
尚、Chara、CHEMISTRYをはじめとする数々のアーティストのサウンド・プロデューサーとして知られ、また近年はミュージシャンズxハッカソンやTECHSなどエンターテック系イベントの企画運営も行う“浅田 祐介”氏による、『EZ BASS』の革新的な要素を読み解くセミナーのアーカイブ動画を公開していますので是非ご覧ください。
2020年のSONICWIREセールスランキング~ソフトウェア音源編~は、以上となります。気になるタイトルはございましたか?今年も一年、ご愛顧を賜りまして厚くお礼申し上げます。2021年もSONICWIREスタッフ一同、取り扱い各社からの魅力的なタイトルをお届けするのはもちろん、新たなデベロッパーや隠れた逸品を積極的に見つけてご紹介していきたいと考えております。より一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。それでは、良いお年を!
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