SONICWIRE 2018年セールスランキング!~プラグイン/ツール編~
大寒波となる見通しの年末年始ですがみなさま、いかがお過ごしでしょうか。
温かい家で寝正月と決めている方に是非見てもらいたい4日間、2018年のSONICWIREセールスランキングを ソフトウェアツール、プラグインエフェクト/サンプルパック、BGM、効果音/ソフト音源/ボーカロイド の4部門に分けてお送りします。
今年はSONICWIREサイトがリニューアルされたことも一つのハイライト。これに伴ってソフトウェアツール、プラグインエフェクトカテゴリーが新設されました。
ソフトウェアツールでは音声分離に特化した AUDIONAMIX社からバージョンアップを果たした人気製品『XTRAX STEMS 2』のリリースを始めとし、ゲーム音声の制作に特化した TSUGI社 『GAME SYNTH』や手軽に効果音を作成できる『DSP ANIME』といった製品が話題となりました。
それでは先ず、ソフトウェアツールの2018年セールスランキングをご紹介します。
※アップグレード/クロスグレードも合算して計上、バンドル製品は収録製品を個別に計上しています。
5位
4位
3位
2位
- メーカー:VIENNA SYMPHONIC LIBRARY
- カテゴリ:ソフトウェア/ツール
1位
- 自動で2MIXを3パートに分離(ボーカル、ドラム、その他)
- パワフルなクラウドベースの分離アルゴリズム
- NEW! 先進的なアルゴリズムによりドラムの分離性能が向上
- NEW! 分離処理の微調整が可能に
『XTRAX STEMS 2』が2位の『VIENNA ENSEMBLE PRO 6』に2倍以上の差をつけて1位に躍り出た結果となりました。『XTRAX STEMS 2』では分離精度/速度共に向上を果たし、新たに分離バランスを調整できるようになったことで、今まで痒かったところに手が届くような非常に使い勝手のよいアプリケーションに進化しました。
しかし、2位の『VIENNA ENSEMBLE PRO 6』は2016年のリリースから安定したセールスを記録しており、今後もコンポーザー/アレンジャーの強い味方として活躍していくことは間違いないでしょう。
プラグインエフェクトはなんと言っても WAVES社 の取扱開始が大きな反響を呼びました。今年は同社のセールも目白押しな状態であったこともあり、シングルプラグインが非常にお得であったことも印象的です。また、 ACCUSONUS社 はレストレーションプラグイン「ERAシリーズ」を拡大し、InterBEE 2018では音声だけでなく映像分野の方からも注目を得ました。
10位
9位
8位
7位
6位
5位
- メーカー:WAVES
- カテゴリ:プラグイン・エフェクト
4位
第3位
- サチュレーション、EQ、マルチバンドコンプレッサー、ステレオエンハンスメント、リミッター、フィルターを搭載
- シンプルな操作でパワフルなオーディオ処理が可能
第2位
- トレモロ、オートパン、トランスゲート、サイドチェイン、ワブルなどを手軽に再現可能
- 他のソフトシンセ等を操作するためにMIDI CCを送信可能
- BPMもしくはHzによるLFOレートのコントロール
第1位
- リアルタイムな処理(オフライン処理不要)
- オンにした時点のインプット信号を無限に引き伸ばし続ける”Freeze”
- 独立したピッチシフト・プログラム『elastiquePro v3 engine』
- ±1オクターブのピッチシフト
- フォルマントシフト
10位近辺では非常に接戦を繰り広げており、ほんの数本差でランク外となってしまった製品には本格派なプラグインが多く存在。対象的に上位に躍り出たプラグインはクリエイター向けの手軽ながら強力なツールといった共通項が垣間見える結果となりました。1位を飾った『ELASTIQUE PITCH 2』はある情報筋によると音楽制作の他、2018年に隆盛を極めた”バーチャルユーチューバー”の方々からも支持を得ていたとのこと。
SONICWIREでは音楽制作者だけでなく、エンジニアやビデオグラファー等様々なクリエイターのニーズに答えるべく製品ラインナップの拡充に努めてまいります!
以上、2018年セールスランキング~プラグイン/ツール編~をお送りしました。明日は、~サンプルパック/BGM/効果音編~をご紹介します。お楽しみに!
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