SPITFIRE AUDIO の人気音源「ALBION ONE」を例に、シネマティック系オーケストラ音源の使いこなしTIPS をご紹介します!
SPITFIRE AUDIO の人気音源「ALBION ONE」を例に、シネマティック系オーケストラ音源の使いこなしtipsをご紹介します!
シネマティック系オーケストラ音源を使いこなす(=持ってるポテンシャルを鳴らしきる)上で重要なのは、「フレーズの内容や役割に応じて最適なパッチを選ぶ」こと!例えば以下のスクリーンショットのようにパッチ毎にトラックを並べてみると、ベストな使い方/鳴らし方が見えてくるハズです。
例えばフルストリングスのサウンドでベースパートを弾こうと思った場合、単純にロング/サスティン系のパッチの低音域を鳴らすのではなく、「ALBION ONE」であれば、「Strings Low – 8ves – Long」パッチか、「Strings Low – 8ves – Short」パッチを鳴らした方がそれっぽくなります。
単にロング(サスティン)でベースパート弾くのと、「Strings Low – 8ves – Long」で弾くのでは、雰囲気が全然違います。 pic.twitter.com/IW2T9slPbS
— SONICWIRE公式 (@cfm_sonicwire) 2017年11月28日
またストリングスでメロディーを弾こうと思った場合、単純にストリングスのロング系パッチを鳴らすのではなく、複数のセクションをオクターブユニゾンさせたような音を出してくれる、「 _Legato patches_」以下のパッチを鳴らした方がそれっぽくなります。
単にロング(サスティン)でハイポジションを弾くのと、「 _Legato patches_」以下のパッチで弾くのでも、雰囲気が全然違います。 pic.twitter.com/YC7XxvpMH9
— SONICWIRE公式 (@cfm_sonicwire) 2017年11月28日
シネマティック系の音源の場合、パッチの一つ一つに役割やコンセプトが与えられてることが多いので、パッチ毎にトラックを分け、「フレーズの内容や役割に応じて最適なパッチを選ぶ」と表現の幅が広がると思います。またミキサーで各トラックのボリュームを調整しなくてもバランス良く鳴りますので、ぜひチャレンジしてみてください!
Albion One (+ Hans Zimmer Percussion) Short Demo pic.twitter.com/WKY0QIu2De
— SONICWIRE公式 (@cfm_sonicwire) 2017年11月28日
なお上記シーケンス動画のTimpani とTamtam だけ「HANS ZIMMER PERCUSSION」を使っています。
またちょっとした補助(残響を作ると言うよりは、アンビエンスマイクのテールを軽く”補助”)のために、EXPONENTIAL AUDIO 社のスーパー・ナチュラル系リバーブ「NIMBUS」(ニンバス)を使っています。この理由はまた後日ご紹介します(NIMBUS、かなり凄いです。)。
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