VSL社より、VIENNA ENSEMBMLE PRO 5.4.13682 アップデータが公開されました。
VSL社より、VIENNA ENSEMBMLE PRO 5.4.13682 アップデータが公開されました。アップデータによる修正内容は以下の通りです。
- Digital Performer (v8以降)環境でAUまたはVST版「Vienna Ensemble Pro Server Interface」を使ったプロジェクトを開いた際、MAS版「Vienna Ensemble Pro Server Interface」に移行したことを表すメッセージを表示するよう改善
- MAS版の潜在的な問題を改善
- eLicenser dynamic librariesに起因する潜在的な問題を改善
アップデータは https://vsl.co.at/en/MyVSL(要ログイン)よりダウンロード頂けます。
Digital Performer (v8以降)環境にて、AU/VSTプロジェクトをMASに移行する方法
手順1:Digital Performerを立ち上げ、プリファレンスでMAS版のチェックを外し、画面右下の[閉じる]ボタンをクリックします。
手順2:AUまたはVST版「Vienna Ensemble Pro Server Interface」を使ったDPプロジェクトを開きます。
手順3:Vienna Ensemble Pro 5の全インスタンスをプリサーブ(Preserve)化します。なお、「Vienna Ensemble Pro Server Interface」画面上でプリサーブ化できます。(※プリサーブ化する際、インスタンスに分かりやすい名前を付けると後々便利です。)
手順4:Digital PerformerのプリファレンスでMAS版にチェックを入れ、画面右下の[閉じる]ボタンをクリックします。これにより、全ての「Vienna Ensemble Pro Server Interface」(AU/VST)がMAS版にリプレースされます。(※しかしインスタンスには接続されませんが、これで正常です。)
手順5:「Vienna Ensemble Pro Server Interface」で、プリサーブ化されているインスタンスに再接続します。
手順6:全インスタンスへの再接続が完了したら、DPのプロジェクトを保存して下さい。
以上でMAS版への移行は完了となります。
MAS版に移行すると、Digital Performerの中で「MIDIポート」が複数使用できるようになります。既存プロジェクトで「MIDIポート」を使用したい場合は、「Vienna Ensemble Pro Server」で複数のインスタンスをマージします。
複数のインスタンスをマージする方法
手順1:「Vienna Ensemble Pro Server」で各インスタンスを保存します。画面左上のフロッピーアイコンから保存できます。(※分かりやすい名前を付けると後々便利です。)
手順2:「Vienna Ensemble Pro Server」のFileメニューでMarge Projectをクリックします。
手順3:表示された画面でマージするインスタンス(手順1で保存したファイル)とオプションを選択し、[OK]ボタンをクリックします。
手順4:インスタンスのマージが完了したら、追加されたチャンネルのMIDIポートやMIDIチャンネル、アウトプットを適切に設定します。
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