TOONTRACK – S2.0でスネアとハットのニュアンスを変える方法。
2011年11月4日 22:03 by T
Superior Drummer 2.0エンジンでは、MIDI CCを使ってハイハットとスネアのニュアンスをコントロールすることができるようになっています。ハイハットは開き加減、スネアは打点をコントロールすることができます。本来、これらはエレクトリックドラムでの演奏を想定した機能ですが、MIDIの打ち込みでも使えますので、その方法をご紹介致します。
ではまずはハイハットの方からご紹介致します。
S2.0エンジンの画面右下 「Instrument」 エリアでは、ドラムパーツに用意されている奏法とマッピングをチェックすることができます。この中に、「~ trig」と「~ Ctrl」がありますが、これらを使い、ニュアンスをコントロールします。
ハイハットの奏法一覧はこのようになっています。
まず、各「~ trig」のマッピングを確認します。
次に、「~ Ctrl」のマッピングをチェックします。
全ての「~ trig」と「~ Ctrl」は連動しています。試しに「hatsTrig」(G#-1)と「hatsCtrl」(CC4)を打ち込んでみると、以下のムービーのようになります。
※ 「hatsTrig」(G#-1)のベロシティ値は一定です。
マッピングこそは異なりますが、スネアも同じ方法でコントロール可能です。
Superior Drummer 2.0とSDXシリーズはハイハットとスネアの両方を、EZdrummerとEZXシリーズに関しましてはハイハットのみコントロールできます。是非、チェックしてみて下さい。
全てのTOONTRACK製ドラム音源にはMIDIグルーブが豊富に収録されていますが、もう一歩どうにかしたいというとき、この機能を使ってみて下さい。