SONICWIRE

[サポート情報] PLAYシリーズ検証状況の中間報告

2007年7月2日 18:42 by ich

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PLAYシリーズの動作確認・検証はまだまだ続行中です。今回は中間報告第二弾として、前回報告から今日までの検証時に判明したバグなどを報告させて頂きます。

弊社での検証中に発生している不具合

  • Windows VISTA 32bit環境でスタンドアローン起動時、複数のMIDI PORTを有効化してもGUI上から選択できない。全てのMIDI PORTからの信号を受信する”All”という項目のみが表示される。
  • Mac OSX (PPC / Intelともに)環境でスタンドアローン起動時、MIDI PORTを”All”から変更するとGUI上の鍵盤は反応するにもかかわらず発音されない。”All”選択時は問題なく発音可能。
  • Mac OSX (PPC / Intelともに)環境でスタンドアローン起動時、使用するAudioデバイスを変更後PLAYを再起動しないままインストゥルメントをロードすると発音されない。Audioデバイスを変更せずに、PLAY起動後すぐにインストゥルメントをロードすれば発音可能。
  • Mac OSX (PPC / Intelともに)環境でスタンドアローン起動時、Audioデバイス/MIDIデバイスの設定を変更してもPLAYを再起動すると変更内容が失われてしまう。
  • 全ての環境にて、Ministry of Rock / Gypsy / Voices of PassionのGUI上に表示される”Round Robin Reset”ボタンが動作しない。MIDI CC/MIDIノートを使用するとラウンドロビンのリセットは可能。
  • 全ての環境にて、Fab Fourの”Stereo Spread”エフェクトは、on/offボタンをonにするだけでは効果が反映されない。onにした上で、stereo spreadノブの値を少しでも変更するとエフェクト効果が反映される。
  • お気に入りインストゥルメントをまとめることなどが可能なvirtual folderという機能について。このvirtual folderは任意のフォルダ名にリネームできるが、プラグイン(VST/AU)使用時はEnter/Returnキーを押してもフォルダ名を確定できない。Main Menuプルダウンリストを開くとフォルダ名を確定可能。
  • 全ての環境にて、virtual folderリネーム時の文字色が背景色とほぼ同じで見づらい。
  • virtual folderリネーム時、Windows環境(スタンドアローン/VST)では元のフォルダ名が表示され続け、今入力しているフォルダ名の確認が非常に困難。
  • Windows環境(スタンドアローン/VST)にて、最近使用したインストゥルメントを一覧するMain Menu > Recentが表示されない。
  • 全ての環境にて、ベロシティ・レスポンスを調整する機能であるMIDI Sensitivityが機能しない。
  • Intel Mac + Digital Performer 5.12にて、インストゥルメントのロードを行うBrowser Viewの表示が不安定。フォルダ選択後、次の階層をクリックしなければ内容が表示されない。Digital Performer以外の環境では、フォルダ選択だけで同フォルダの内容を次の階層に自動的に表示。
  • Intel Mac + Digital Performer 5.12にて、インストゥルメントをロードする際の進捗バーが動作しない。Digital Performer以外の環境では、ロードの進行に合わせて進捗バーが更新。
  • Windows XP 32bit + Cubase4.03環境にて、Cubaseを終了させないままPLAYを使用するプロジェクトを複数開くとPLAYプラグインのGUIウィンドウが極小サイズになる。発音は可能。一度Cubaseを終了させれば正常なサイズでGUIを表示可能。
  • Windows XP 32bit + Nuendo3.2.1環境にて、Nuendoを終了させないままPLAYを使用するプロジェクトを複数開くとPLAYプラグインのGUIウィンドウが灰色になる。プロジェクトを閉じたり、Nuendoを終了しようとするとエラーが発生し、Nuendoを終了できなくなる。コンピュータの再起動が必要。
  • Windows環境でのFab Fourインストール時、インストール・タイプとして”Authorize”(Authorization Wizardのみのインストール)を選択してもライブラリがインストールされてしまう。Authorization Wizardのみをインストールするためには、インストール・タイプとして”Custom”を選択しAuthorization Wizard以外の項目のチェックを外す必要がある。
  • 多くのインストゥルメント/アーティキュレーションにて、サウンドがアサインされていないノートやベロシティ・レイヤーを確認。

これらの不具合に関して、開発元EastWest社へ報告し原因や対策の回答待ちとなっています。収録しているサウンドそのもののクオリティは素晴らしいので、不具合を修正したアップデータの公開が待たれます。