[Vienna特集]第6回 パフォーマンス検出(その2)
『Vienna Instruments』特集の第6回目です。今回も引き続きVienna Instrumentsに搭載されたパフォーマンス検出機能をご紹介いたします。
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— パフォーマンス検出 その2 —
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リピティション検出機能は、その名の通り、同一音符を繰り返し発音する際に使用します。例えば、パーカッションを連打するような状況や、ストリングスで同じ音程を繰り返し発音させる場合にも有効でしょう。リピティション検出も、前回ご紹介しましたインターバル検出と同様に、音符と音符の間隔によって発音するサンプルを切り替えます。そういった意味では、リピティション検出はインターバル検出に含まれるかもしれません。同一音符を連続して発音させることに特化したのがリピティション検出と考えればわかりやすいのではないでしょうか。
ムービーでは、ティンパニロールを例としてリピティション検出の実際の動作をご紹介しています。まず最初はリピティション検出機能が使用されていないシングルヒット音色、二番目と三番目がリピティション検出機能が使用されている音色となります。二番目と三番目は、共にリピティション検出が使用されている音色ですが、繰り返しの際に発音されるサンプルが異なっています。シングルヒット音色では、同じサンプルが連続で発音されて不自然ですが、リピティション音色では一打ごとに異なるサンプルが発音されるためより自然に聴こえるのではないでしょうか?今回のリピティション検出は紹介の仕方が難しかったです。次回は、複数のパッチを同時に読み込んでおいて演奏中に切り替える例をご紹介いたします。
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