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[Vienna特集]第15回 オートメーション

2007年3月22日 18:18 by ich

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『Vienna Instruments』特集の第15回目です。パッチの切り替えに各種コントローラを使用できることは紹介しましたが、Vienna Instrumentsではセル・クロスフェードや全体のボリュームなどにも任意のコントローラを割り当てることが可能です。

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— オートメーション —

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Vienna Instrumentsでは、音色を切り替えるために各種コントローラ(キースイッチ、ピッチホイール、コントロール・チェンジ、ベロシティ、演奏スピード)を使用できることは以前紹介しました。このほかにも、前回紹介したセル・クロスフェードやVienna Instruments全体のボリュームなどにも任意のコントローラを割り当ててオートメーションさせることが可能です。実際にコントローラを割り当てる手順は以下のようになります。

  1. コントローラを割り当てたいスライダーの上で右クリック(MacintoshではControl+クリック)します。
  2. スライダーが赤く点滅するので、お好きなコントローラを動かします。
  3. 赤い点滅が止まり、入力されたコントローラがスライダーに割り当てられます。

コントローラを割り当てると、真ん中のインフォメーションウィンドウに割り当てられたコントローラの名称が表示されます。また、割り当てたコントローラを解除したい場合は、右クリック(MacintoshではControl+クリック)を二回連続で行います。一度目の右クリックでスライダーが赤く点滅し、二回目の右クリックで点滅が止まりますが、この場合はコントローラを操作していないので割り当てが解除されるという仕組みです。

今回のムービーでは、セル・クロスフェードにMIDI CC#87を割り当てて、ビブラート無し/有りのクロスフェードをオートメーションする様子を紹介しています。また、ピッチベンドにピッチホイールを割り当てる様子も紹介しています。Vienna Instrumentsでは、音色の切り替えにもピッチホイールを割り当てられるせいもあるのか、初期状態ではピッチベンドにピッチホイールが設定されていないのです。以上、オートメーションのご紹介でした。

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