今日も若干溜まっていた、掲載雑誌の紹介が続きます・・・

しっかりとしたコンセプト、批評性を持ち、レビューやアワードもかなり定評がある、『FutureMusic』誌。今月号の内容も、上記のサンプリングCD（画像左側：『RUSH』、右側：『ROTATION』）をはじめとしたサンプリング・ライブラリが、ミニレビューで紹介されているほか、話題の新製品達が、ガンガン批判されております（高いよ！とか・・・汗）。

その中でも、（高いと言われながらも）そのクリエイティブな性能が高い評価を得ていたGennoqs社のハードシーケンサ「Octopus」（USB端子も付いているのがエクセレント!）や、ある種の究極のハードエフェクターEventide「H7600」が目を引きます。また、アワードをごっそり持っていったのは、URS社のクラシックなプラグイン・シリーズでした。

・・・最近、ソフト音源の分野で、新鮮な製品が少ないので、ハードウェアが目立ちます（特に今月はKP3がデカいです）。ただ、エフェクトプラグインの分野では、他より一歩抜きん出た高評価を受けるAudioDamage（戦略性もピカイチ）や、再評価されるSmartelectronixなど、中小デベロッパーが活気付いており、その余波はサンプリング音源類にも波及しそうな雲行き。新規取り扱い先候補も含めて、慎重に業界の動向を伺いたいなと考えております。