SONICWIRE

[掲載誌]サンレコ2006年5月号

2006年4月18日 16:18 by wat
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Bob Clearmountain、Bob Powerの二大”ボブ氏”を始め8人もの伝説のエンジニアのインタビューや、毎年恒例「マジカル・ミックス・ダウン・ツアー」特集が掲載されたサンレコ5月号。ハードウェア・エフェクターをまとめて目にする機会が減ったせいか(ハード・サンプラーの大群なら弊社でも見かけるのですが・・・)、特に各スタジオの景観とフレームワークも絶妙な”機材写真”が近年、より新鮮に感じます。そしてやっぱり、現役のSP-1200やTape Echoなんかを見かけると安心しますね。


話は変わって、ほぼ同時に読ませて頂いたFuture Music2006年5月号ともリンクするのですが、両誌共に紹介されているNightmares On Wax(以下、N.O.W)のインタビューが感慨深く印象的。15年以上(!)に渡り、サンプラーベースのローファイ・ブレイクビーツ道を進む、N.O.Wの近年の音質は(FMの機材写真から察するに)Empirical Labs社のDistressor(2機)とFatso&AVALON VT-747SPが、MPC2000と共に手元に置かれ、重要なセクションを占めている感じを受けました(やや、私の妄想気味でもありますが)。勿論、年季の入ったCASIO RZ-1S900も後方で鈍く輝いています。そう、いかにもハードウェア〜サンプリング☆マジックを知る、生き証人N.O.W。ローファイなサンプリング・ライブラリを作成するデベロッパー(特に機材大好きなUeberschall辺り)もこの辺は研究している事でしょう。さて弊社取り扱い製品に関する情報ですが、今回は、有り難い事にPEOPLE&TOOLSコーナー(288ページ)で『DFH Superior』を語って頂いている他、150ページに『GARRITAN STRADIVARI SOLO VIOLIN』,『RAGING GUITARS』が掲載されております。特に、”切り口の鋭さが光る”瀬川氏のストラディバリのレビューはGARRITAN氏にも伝えたいですね。

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