『初音ミク NT (Ver.2)』の仕様・既知の不具合について
『初音ミク NT (Ver.2)』について、仕様と報告済み/既知の不具合を記載いたします。※2025年3月18日時点
主な特徴や新機能、収録ボイスライブラリー等については『初音ミク NT (Ver.2)』特設ページをご覧ください。
<仕様>
- 「ノートの設定」の「ポルタメント」は、Automatic Controlがオンのとき無効化されます。
- 【10/24追加】『Piapro Studio NT2』は、より良い歌唱表現のためにパラメータやVoice Colorの効き具合や互換性に対して調整を施しているため、『Piapro Studio NT』のプロジェクトファイルを読み込んでも同様の表現を得られない場合があります。
<既知の不具合>
- (再現方法調査中)連続操作などによりレンダリング波形に異常が発生する場合がある問題。回避策:ノートの音高を変更して元に戻すなどして再レンダリングを走らせると改善します。
- Digital Performerでプラグイン起動が行えない場合がある問題
- 【11/20追加】VSTプラグイン版のウィンドウが開かないことがある問題
- 【2/19追加】「Voice Voltage」「Super Formant Shifter」「Voice Drive」を複数のトラックに適用すると、通常よりも著しく高いCPU負荷が発生し、処理遅延や動作の不安定化が発生する問題(回避策)
- 【3/18追加】トラック複製、または.ppsfファイルの読み込み後に、編集済みのピッチカーブが破綻する問題。回避策:ピッチカーブを1度編集し、アンドゥ(元に戻す)して再編集すると改善します。3/18中のアップデータで改善を計画しています。
オーディオファイルを読み込み、VoiceDriveをONにした状態で保存したプロジェクトファイルを開くと、ピッチラインが消失する場合があります。
その状態で上書き保存を行うと、プロジェクトファイルが破損し、元に戻すことができなくなる可能性があります。
次回アップデートまで、以下の回避手順をご利用ください。
※時間に余裕がある場合は、アップデートの配信をお待ちいただくことをおすすめします。
【回避方法1】オーディオトラックを使用しない
- オーディオトラックをすべて削除します。
- NTトラックを上から順に削除→UNDOを繰り返し、すべてのトラック上でピッチラインが表示される状態を確認します。
- オーディオトラックが一つも残っていないことを確認します。
- 再生して、すべてのNTトラックから音声が正常に出ることを確認します。
- 「別名で保存」を行い、それ以降はオーディオトラックを追加しないでください。
【回避方法2】Voice Driveを使用しない
- NTトラックを上から順に削除→UNDOを繰り返し、すべてのトラック上でピッチラインが表示される状態を確認します。
- VoiceDriveがON(青く点灯)になっているトラックがある場合、電源をOFF(消灯)にします。
- 念のため、すべてのオーディオトラックを削除します。
- 再生して、すべてのNTトラックから音声が正常に出ることを確認します。
- 「別名で保存」を行い、それ以降はVoiceDriveをONにしないようにしてください。
- 別名で保存したppsf上で、オーディオファイルを再度読み込みます。
一時的な対処として、同時適用するトラック数を減らす、またはバウンス(オーディオ化)して負荷を軽減することを推奨します。
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