TRINITY SHAPER
暴れるトランジェントを容易に制御するプラグイン
- 製品カテゴリ プラグイン・エフェクト
- カテゴリ DYNAMICS
- リリース時期 2024年9月
- 商品コード C6007
- 短縮コード TBTTS
- メーカー THREE-BODY TECH
THREE-BODY TECH ブラックフライデーセール 人気プラグイン最大24%OFF!
2024年12月8日(日)まで
『TRINITY SHAPER』は、革新的なトランジェント・シェーピング・プラグインです。『TRINITY SHAPER』を使えば、まるでスタジオで録り直したかのような迫力あるドラムサウンドや、クリアで輪郭のはっきりしたベースサウンドを簡単に手に入れることができ、ミックス全体のダイナミクスを緻密にコントロールします。ミックスの奥行きや立体感を向上させ、プロフェッショナルなサウンドを実現したいエンジニアに最適です。
「アタック」「サステイン」そしてThree-body Technology独自の「ボディ・ステージ」をそれぞれ独立して調整できる画期的な機能を搭載しています。例えば、ドラムの音をもっと鋭くしたい場合はアタックを強調し、余韻を短くしたい場合はサステインを減らす、逆にルーム・サウンドを強調するなどサウンドデザインの幅を広げ、あらゆるダイナミクスをわずか数回のノブ調整で行うことができます。
さらに『TRINITY SHAPER』 は、2種類のモード(シングルバンド・モード / マルチバンド・モード)を備えるフォーカスフィルターを搭載。シングルバンド・モードでは、ハイパス / ローパス・フィルターを使用して「アタック」「ボディ」「サステイン」の3ステージそれぞれでフィルター周波数の範囲を指定。もう一つのマルチバンド・モードは、入力信号を4つの周波数帯に分け、各周波数帯それぞれに「アタック」「ボディ」「サステイン」の設定が可能です。モードを使い分けることで、スネアヒットに対して中域のみのトランジェントをブーストすることで締めたり、ベース・スラップから高域のクリックを除去したり、ミックス全体のダイナミクスを微調整することもできます。
トランジェントに新たな定義を与える『TRINITY SHAPER』は、 直感的なインターフェースと豊富なプリセットにより、短時間でプロフェッショナルなサウンドを実現。各楽器の音をクリアにし分離を良くすることで、ミックス全体のクオリティを次のレベルに引き上げます。
試用版
全機能を14日間ご利用いただける『TRINITY SHAPER』のトライアル版が公開されています。インストール後のトライアルを開始する際にPlugin Alliance のユーザーアカウントが必要となりますのでご注意ください。
トライアルのダウンロードリンク(THREE-BODY TECH 社WEB サイト製品ページ)>>
試用版に起因するいかなるトラブルに関しても、クリプトン・フューチャー・メディア株式会社はその責任を負いかねます。また、試用版の使用方法に関するお問合せについても、お答えすることができませんので予めご了承ください。
トリプルステージ処理
ほとんどのトランジェント・シェイパーで見られる従来の「アタック」「サステイン」に加えて、独自のトリプルステージ処理を形成する「ボディ」という中間ステージを導入しています。Three-body Technologyの革新的な検出 / 処理アルゴリズムによって処理されるトリプルステージは、オーディオ要素の正確な識別と調整を保証します。
ボディ・ステージとは
ドラムヒットを例に挙げると、2ステージのトランジェントシェイパーでは、通常、ヒットの最初の1-10ミリ秒がアタック・ステージとして識別され、その後すべてがサステイン・ステージにまとめられます。このアプローチでは、サステイン・ステージにヒットのディケイやリバーブだけでなく、録音時に混入したノイズも含まれてしまいます。その結果、サステイン・ステージに対する調整は、トランジェントの最初の10ミリ秒後に発生するすべての音に影響を与えてしまいます。
『TRINITY SHAPER』のボディ・ステージは、トランジェントの20-50ミリ秒後のコンテンツをユニークにターゲットし、ドラムヒットの「ディケイ」部分をほぼ分離するため、ディケイとサステイン(「テール」部分)を個別に調整できる自由度を提供します。
さらに、アタック・ステージとボディ・ステージの長さをそれぞれ調節可能なため、特定のセグメントを驚くべき精度で狙うことができます。
卓越した音質
Three-body Technologyの『Cenozoix Compressor』にも登場したADAA(Anti-Derivative Anti-Aliasing)テクノロジーにより、デジタル処理特有の歪みや音の劣化を最小限に抑え、原音のニュアンスを忠実に再現します。洗練されたエンベロープ検出アルゴリズムによって、いずれかのステージをブーストまたはリダクションしても、常に透明感を保ちます。
ADAA - Anti-Derivative Anti-Aliasing
Anti-Derivative Anti-Aliasing は、オーバーサンプリングを使用せずに、ノンリニア・オーディオ処理におけるエイリアシングの発生を低減する方法です。これは、ディスクリートサンプリングのポイントを連続信号に変換し、システムに無制限のサンプルレートを提供することでエイリアシングを著しく低減します。この技法は当初、Native Instruments社によって発明され、その後、徐々に多くのウェーブシェイパーに利用されるようになりました。
オーディオ素材ごとの『TRINITY SHAPER』適用例
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Acoustic Guitar - Bypass
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Acoustic Guitar - Processed
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Bass - Bypass
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Bass - Processed
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Drum Bus - Bypass
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Drum Bus - Processed
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Drum Room Mic - Bypass
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Drum Room Mic - Processed
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EDM Bus - Bypass
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EDM Bus - Processed
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Metal Drum Bus - Bypass
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Metal Drum Bus - Processed
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Rock Snare - Bypass
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Rock Snare - Processed
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Taiko - Bypass
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Taiko - Processed
フォーカス・フィルター
フォーカス・フィルターを使えば、特定の周波数だけをピンポイントで調整できます。
シングルバンド・モード
「アタック」「ボディ」「サステイン」各ステージごとに、ハイパス・フィルターとローパス・フィルターを使用して処理対象の周波数帯を「フォーカス」することができます。スネアのアタックをブーストする場合、高域のクリックを強調することなくスネアのトーンを引き締めるために、低中域にフォーカス。ボディをブーストする場合、低域を濁らせることなくパンチを増すために、中高域にフォーカス。サステインを減衰させる場合、高域にフォーカスして鳴りを保ちながらテールを減らすことができます。
マルチバンド・モード
マルチバンド・モードは、複雑なオーディオコンテンツの処理に優れています。入力されるオーディオを4つの帯域に分割し、帯域ごとにトランジェントを調整することで更に精密なダイナミクス修正が可能になります。シングルバンド・モードは個々の楽器を効果的に処理することができますが、マルチバンドモードはバスやミックス全体を「飼いならす」ための柔軟性を提供します。各バンドでアタック、ボディ、サステインを個別に調整可能。マルチバンド・モードの「Perfect Reconstruction Filter Banks」アルゴリズムは、ゲイン処理が適用されていない場合、ゼロレイテンシーとゼロ静的位相シフトを実現します。
オーバーサンプリング
『TRINITY SHAPER』は、切り替え可能な2x、4x、8x、および16xのオーバーサンプリング・オプションをサポートしており、あらゆる条件下で高品質なサウンドを保証します。
Lookahead
トランジェントは常に急激な音量変化を伴うため、ブーストとアテニュエーションは迅速に反応する必要があります。『TRINITY SHAPER』は、急激なトランジェントで発生する可能性がある音量エンベロープの突然のシフトを防ぐために、切り替え可能なルックアヘッド機能を備えており、信号を事前に検出してトランジェントのカーブを効果的に滑らかにします。
アナログモデル・クリッパー
クリッパー(リミッター)は、トランジェント・シェイピングのもう1つの重要なツールです。『TRINITY SHAPER』は冷やかなデジタル・クリッパーに加えてオプションのアナログモデル・クリッパーを搭載しており、より透明で温かみのあるサウンドを提供します。
柔軟なサイドチェイン・コントロール
『TRINITY SHAPER』のサイド・チェーンは、L/RとM/Sの2つのモードをサポートします。
ステレオリンキング / MSリンキング
チャンネル・リンキングは、左右のステレオリンクを維持した状態から、デュアルモノまでチャンネル間のリンク範囲を調整可能。
サイドチェインEQ
評価が高いThree-body Technology『Kirchhoff-EQ』から受け継いだ、直感的なコントロールと極端なカスタマイズ性を備えた8バンド・パラメトリック・サイドチェインEQ を搭載。便利なコントロールと極めて高いカスタマイズ性を特徴としています。
各バンドは、9種類のフィルターを選択可能です(Bell / Low Shelf / High Pass / High Shelf / Low Pass / Notch / Band Pass / Tilt Shelf / Flat Tilt)
その他の特徴
- リアルタイム波形表示
- ゲイン変更表示
- サイドチェイン・モニタリング
- 外部サイドチェイン
- ドライミックス
- 20種類以上のプリセット
- プリセットセレクター
- アンドゥ/リドゥ
- A/Bスイッチング
- デフォルトセッティングのユーザー定義
- ノブやその他動作のカスタマイズ
- テーマのカスタマイズ
- リサイズ可能なGUI
- フルスクリーンモード
- CPU最適化
- GPUアクセラレーテッドGUI
- Appleシリコンのネイティブサポート
- MacOS Retina / Windows高DPIモニターサポート
レイテンシー
オーバーサンプリングとLookaheadが無効になっている場合、フォーカス・フィルターがシングルバンド・モードとマルチバンド・モードどちらで動作していてもゼロレイテンシーを実現しています。
- 2xオーバーサンプリング時: 144サンプルポイント、約3.3ms(44100 Hz)
- 4xオーバーサンプリング時: 216サンプルポイント、約4.9ms(44100 Hz)
- 8xオーバーサンプリング時: 252サンプルポイント、約5.7ms(44100 Hz)
- 16xオーバーサンプリング時: 270サンプルポイント、約6.1ms(44100 Hz)
- CPU:Intel CPU SSE4.1以上 / Apple Silicon
- RAMメモリ:4GB以上
- ※64bitのみ動作
- ※Logicは、Logic Pro X 以降に対応
- CPU:Intel あるいはAMD CPU SSE4.1 以上
- RAMメモリ:4GB以上
- その他、インストール時には最大200MB以上の空き領域を推奨(インストール時)。
- サウンド・モジュールをスムーズに動作させる為に、処理速度の速いCPU及びRAMメモリに十分な余裕があるコンピュータにインストールしてご使用されることをお奨めいたします。
- 本製品をご使用いただくにはPlugin Alliance 社のユーザーアカウントが必要となり、インターネット経由でのチャレンジ&レスポンスによるオーソライズが必要となります。※弊社にてオーソライズを代行することは出来ません。
- ここに掲載している製品の仕様は、予告無く変更されることがあります。
- 製品の購入手続き完了後、受注確認メールとシリアルナンバーをお知らせするメールの2通が送信されます。メールに記載されております説明に沿って、製品のダウンロード/導入を行って下さい。
- ダウンロード製品という性質上、一切の返品・返金はお受け付け致しかねます。
SONICWIRE取扱い全製品を表示したい場合は、SONICWIREを日本語で閲覧されることをお奨めいたします。