ソフト音源をスタンドアロンで使おう!
作曲ソフト(DAW)がなくても、ソフトウェア音源を単独で使用できる方法があることを知っていますか?
ここでは、ソフト音源単体で使用できる「スタンドアロン」についてご紹介します!
ソフト音源とは
ソフト音源とは、ピアノやギターなど実際の楽器を演奏した音を音声ファイル化し、ソフトにした製品のことです。MIDIキーボードや作曲ソフトから扱いやすい形態になっています。
ソフト音源のメリット
実際の楽器/電子楽器よりも安く、場所を取らない
ソフト音源は、実際の楽器よりも安価で購入することができます。
さらに、楽器本体がないため、場所を取らずに様々な楽器の音色を幅広くコレクションすることが可能です。
パソコンの画面上から操作ができる
電子楽器などに搭載されている音色は、基本的には楽器についている小さなモニターで様々な操作を行う必要があります。しかし、ソフト音源はパソコン上で起動するので、パソコンの大きな画面から、パラメータの調整や音色の変更、プリセットの保存など様々な操作を行うことができます。
スタンドアロンとは
スタンドアロンとは、ソフト音源の起動方法の1つです。
ソフト音源の起動方法は大きく2種類に分けられ、そのうち、作曲ソフトを使わずにパソコン(WindowsやMac)上で直接起動する方法を「スタンドアロン」と言います。
スタンドアロン起動
作曲ソフトを介さずに、WindowsやMac上で直接起動します。
プラグイン起動
Pro ToolsやCubase、Studio Oneなどの作曲ソフト上から起動します。
スタンドアロンに対応する多くのソフト音源は、パソコンの「デスクトップ画面」「全てのプログラム(Windowsのみ)」「アプリケーション(Macのみ)」から直接起動できます。
つまり、スタンドアロンのソフト音源は、作曲ソフトを購入しなくても、パソコンさえあれば使用できるのです。
スタンドアロンを使用するメリット
パソコンだけでソフト音源が使える
スタンドアロン対応のソフト音源は、WindowsやMacが搭載されたパソコンさえあれば起動できます。ソフト音源を使うために、わざわざ作曲ソフトを購入する必要はありません。
電子楽器の拡張音源として使用できる
電子ピアノや電子ドラムなどの楽器とパソコンを接続して、スタンドアロンで起動したソフト音源を演奏することができます。初めから入っているサウンドで物足りなくなったときは、ソフト音源を買い足すだけで、幅広い音色を楽しめるようになります。その都度、持っている楽器を買い換える必要はないのです。
※楽器とパソコンを接続するためにはUSB MIDIポートが必要です。
ライブパフォーマンスにも最適
ソフト音源を直接単体(スタンドアロン)で起動できるので、ライブパフォーマンスなどでも手軽に使用できます。たとえば、電子ピアノや電子ドラムから、効果音やシンバルを鳴らすことが可能となるなど、プレイの幅が一気に広がります。
対応ソフト音源を探そう!
1つ1つのソフト音源は、各メーカーが長い時間をかけて録音し、ソフトとしてプログラムしています。そのため、楽器本来の音を活かしながらも、パソコン上で扱いやすいソフト音源となっているのです。スタンドアロン対応のものはパソコンだけで起動でき、さらに利便性が高いものとなっています。まだ使用したことのない方は、ぜひ試してみてください。それでは早速、スタンドアロンに対応したソフト音源を探してみましょう!
使っているOSが、スタンドアロンに対応しているかチェック!
各製品ページの「動作環境」からもスタンドアロンに対応しているか確認できます。
SONICWIRE取扱い全製品を表示したい場合は、SONICWIREを日本語で閲覧されることをお奨めいたします。