

【速報】XFER RECORDS『SERUM 2』待望の大型アップデートが公開!
XFER RECORDS『SERUM 2』
2014年にほぼ無名の状態でリリースされたにもかかわらず、たちまち世界中のEDM界を席巻した『SERUM』。
小さなアップデートを重ねつつ、SONICWIREでも不動の人気を誇り続けてきました。そして発売から約10年、ついに待望の大規模バージョンアップが実施されました!
旧バージョン(以降 『SERUM 1』)を既にお持ちのユーザーは、Xfer Records 社 にログインすることで、無償でアップデートが可能です。
本記事では【速報】として、注目の新機能をサクッと紹介していきます!
後方互換性を保持した文字通りの「増強」
『SERUM 2』では再構築されたサウンドエンジンを搭載していますが、S1 Compatibility Mode(SERUM1互換モード)により、『SERUM 1』のプリセットのロードも可能。これまで使用していたサウンドと最大限の類似性を保つよう設計されています。
スマートなUIもほぼそのままに、大規模な機能増強が施されている点は流石としか言いようがありません。
オシレータ、フィルタが増強
メインのオシレータ数は2→3に増強。
オシレータには、新たにシングルサンプル、マルチサンプル、グラニュラー、スペクトラル方式を導入。『SERUM』の独特な信号処理能力を有効活用した新しいサウンドデザインが可能になります。
また、フィルタも1→2に増強。より「攻めた」サウンドメイキングが実現可能となります。
信号のルーティングは、新たに搭載されたミキサー内で一元で管理できるようになっています。
マクロ数倍増
ギミックに富んだフレージングに必須なマクロコントロールは4→8に倍増。
MIDIクリップ(後述)との組み合わせは、新たな可能性を切り開きます。
よく使うドロップダウンをボタン化
LFO描画時のペン選択など、頻繁に使われるドロップダウン方式のメニューが軒並みボタン化。
ツールがフラットに並ぶことにより、よりスピーディーなサウンドメイクが促されます!
アルペジエイター、MIDIクリップ搭載
刷新されたアルペジエイターと、新たに加わったMIDIクリップにより、これまでLFOで強引に再現していたシーケンスが本格的な一機能として実装されました。
特にオートメーション込みで登録できるMIDIクリップ(12スロット)は、活用の幅が大きく広がります!
ミキサー搭載
オシレータやフィルタの増強、センド(BUS)エフェクト回路の搭載により複雑化したシグナルパスは、新搭載のミキサー上で一元管理が可能になります。
フィルタやFXのMIXノブの小さなラベルをクリックして音量調整を行った時代は、もう過去のものとなりました。
柔軟なアサイン機能を持った『SERUM』にとって、機能が増えれば音作りの幅は指数関数的に広がっていきます。音作りの楽しさが増したことは勿論のこと、新しい『SERUM 2』に対応したまだ見ぬプリセットパックの登場も待ちきれません。
抜群の安定性、機能性を誇る『SERUM』が刻む新しい節目。誰よりも早く迎えましょう!
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