『EBX – THE EIGHTIES』 ’80年代のボトムを担うソリッドなベースサウンドをご堪能あれ!
抜群の拡張性を誇るTOONTRACKの『EZ BASS』に、エレキとシンセの両刀を佩く『EBX – THE EIGHTIES』が登場。
日本の近未来的80年代サウンドもリバイバル中ですが、あらゆるテイストを取り込んで急成長した海外の80年代サウンドも既に注目されています。
『EBX – THE EIGHTIES』は、そんな音壁時代のミックスを飄々とくぐり抜ける、特有のテイストを携えたベースサウンドをキャプチャーした、玄人好みの拡張音源です。
『EZ BASS』をお持ちの方は、DAWならではの制約から解放された『EZ BASS』専用インターフェースの恩恵に満足いただけていることでしょう。
フレーズライブラリーの元ネタを活かしつつ、音数(❗️)もコード進行も奏法も構成も、一切の違和感なくフレキシブルに調整できるのが『EZ BASS』の強み。
使い勝手はそのままに、サウンドとフレーズのバリエーションを追加し、文字通り拡張してポテンシャルを増強するのが、EBXシリーズをはじめとした拡張音源ライブラリーです。
『EBX – THE EIGHTIES』は、エレキベースとシンセベースの2種類のサウンドを収録。
エレキベースはイギリスの超老舗、入手しにくく高値がつくことで有名なWalのWal Mk1を精密にキャプチャー。イギリスらしい、硬質かつフラットなサウンドが特徴で、ヌケがよく加工もしやすいため、プログレからニューウェーブまで幅広いジャンルに活用が可能です。『EZ MIX2』にダイレクトにルーティングして、こだわりの作り込みを行うのも自由。
シンセベースは定番中の定番、Minimoog Model Dをこちらも精密にキャプチャー。王道な9種類のサウンドを3オシレーターに分けて収録し、音量バランスとエフェクトとを組み合わせれば、実機をほぼ完全に再現することも可能となっています。エレキベースと違ってスラップやピック弾きのバリエーションは当然収録されていませんが、シンセベース独特の超短音がフィーチャーされています
エレキベースとシンセベースそれぞれに複数のプリセットが備わっており、曲調に合わせてイメージに近いものを選んでフレーズやパラメーターを調整すれば、拍子抜けするほど簡単にベースパートを完成できます。
付属するMIDIフレーズは、GROOVESのリスト内で明確に本製品用と識別されますが、当然、他の姉妹製品「の」MIDIを使用したり、他の姉妹製品「に」MIDIを使用できます。
お手頃な価格で販売されているEBX用の追加MIDIライブラリで、ベースフレーズを拡充していくのもよいでしょう。
たしかな可能性と将来性を秘めたTOONTRACK製品各種。その奥行きはまだまだ無限です!
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