ひとつのプラグインで“クリエイティブな使い分け”ができるマルチエフェクト。ミディによる『Q4ntum』レビュー
独立した3つのディレイ・エンジンを搭載するVengeance Soundのマルチエフェクト・プラグイン『Q4ntum』の使用感について、Virtual Track Makerのミディより、ファーストインプレッション・レビューをいただきました!
一見ただのディレイのプラグインかと思いきや、実際に使用してみるとかなり印象が変わりました。
リバーブ風やモジュレーション 風 など音作りに使える機能が詰まっていて、ディレイという枠に収まらないマルチエフェクトです。「FX Only」モードならディレイを使わずに内蔵エフェクトのみの処理もできるので音色を積極的に変えたい場面にも使えます。
特に気に入ったのはEDM系やギター系のリードに深いリバーブをかける使い方です。空間の広がりや余韻を作る用途でも活躍してくれると感じました。
▲ 独立した3基のFXエンジンにより、時間変化を伴う立体的な空間処理や展開作りが可能。
▲ リバーブ、マキシマイザー、サイドチェイン・ノブを携えたマスターバスを搭載。個別のレイヤー作成から全体へのエフェクト処理まで、『Q4ntum』1つに集約されています。
コードシンセにディレイをかけながらトランスゲートやフィルターを併用するのも面白いです。ディレイの反復にゲートの刻みやフィルターの動きが加わりトリッキーでクリエイティブなサウンドに変えられます。
同じコードでも加工次第でフレーズの印象まで変わるので、エフェクトもフレーズ作りの一部として楽しめますね。
深いリバーブでリードを包み込んだり、ディレイとゲートやフィルターを組み合わせてコードに動きをつけたり。ひとつのプラグインでこうした使い分けができるところが魅力ですので、音色にもうひと工夫加えたい方に是非試してみてほしいです。
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