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DOTEC-AUDIOより、定位を崩さず自然に広げる5バンド・ステレオイメージャー『DeeMultiWider』が登場!

2026年9月17日 12:00 by mak

DOTEC-AUDIO 『DeeMultiWider』

一般的なステレオ・イメージャーの多くは、M/S処理によってSide成分を持ち上げる方式を採用しています。

この方法は手軽な反面、モノラルにダウンミックスした際に音が打ち消し合う「位相相殺」が起きやすく、ミックスやマスタリングの現場では常に悩みの種でした。

DOTEC-AUDIOの『DeeMultiWider』は、こうした課題に正面から向き合った5バンド・ステレオイメージプロセッサーです。

独自のLCR分離、その有用性

『DeeMultiWider』の核心は、大ヒット製品『DeeWider』から受け継いだ独自のLCR分離方式にあります。

一般的なM/SエンコードではなくFFT解析によってL、C、Rの信号を正確に切り分けるため、センターに定位するボーカルやベースの芯を崩すことなく、左右の成分だけをクリアに拡張できます。

ステレオ感を拡張した際の一つの懸念点は、モノラルに戻したときに音痩せやコムフィルター効果が発生しないかという点ですが、LCRの方式であれば(よほど極端な設定にしない限り)モノラル変換時にそうした問題が発生する懸念はありません。

Side成分を強調しても定位が不自然に反転しないという設計の強みが、他のステレオ・イメージャーと決定的に異なるポイントです。

プラグイン・エフェクト 「DeeMultiWider」 | SONICWIRE

5バンド独立コントロールで、帯域ごとに緻密な調整を

マルチバンド版の大きな特長は、LOW・LOW-MID・MID・HIGH-MID・HIGHの5帯域ごとに「STEREO SIDE」を個別に調整できる点です。

たとえば、低域はセンターに安定させたまま中高域だけを広げる、といった処理が、直感的に実現できます。

4つのクロスオーバー周波数も自由に設定可能なので、楽曲や素材の特性に合わせた細かなチューニングにも対応します。

ミックスの仕上げからマスタリングまで、幅広いワークフローで活躍します。

筆者のオススメは、オートメーションを利用して曲のサビでドカンと爆発力を高める手法です!