メタル特化ドラム音源『KRIMH DRUMS – FREE』無償配布中！開発者Jens Bogren氏ショートインタビュー！
BOGREN DIGITALよりリリースされている、汎用性よりもメタル”らしさ”を選択したドラム音源『KRIMH DRUMS』。
現在、『KRIMH DRUMS』のサウンドクオリティそのままに1キットのみ使用可能な無償ドラム音源『KRIMH DRUMS – FREE』が配布中です！
もとになった『KRIMH DRUMS』は、その卓越したスピード＆テクニックでメタル・ドラマーの次世代を担う一人、Kerim “Krimh” Lechner によるドラムプレイをサンプリングし、メタル界のトッププロデューサーでありエンジニアでもあるJens Bogrenが全面的にサウンドメイクを行い、そのまま楽曲に投入出来うる実力を持ったドラム音源です。
「フリーってことは音も違ったりするんでしょう？」など疑われている方もいらっしゃるかもしれません。そこで『KRIMH DRUMS – FREE』のヤル気と製品版からの制限部分をサクッとまとめてみました！
製品版そのままのサウンド
音数の詰まった楽曲が多いメタルだからこそ、より重要になる一音一音の「粒立ち」「スピード感」「量感」たっぷりの迫力サウンドを楽しめます！
1キットをフルで使える！
製品版に比べて太鼓やシンバル、バスドラムのビーターの種類は削減されていますが、1つのドラムキットをまるっと収録。シンバルもハイハットだけなんてことはありません、ハイハット込みで7枚ついています！
▲Kerim “Krimh” Lechner自身が電子ドラムで『KRIMH DRUMS – FREE』を演奏する様子
Jens Bogren によるミックス済プリセット！
『KRIMH DRUMS』のファクトリープリセットは、全てプロデューサーJens Bogrenによるもの。『KRIMH DRUMS – FREE』はプリセットが1種類のみ、ミキサー画面がオミットされパーツごとのバランス調整など行うことができませんが、そのクオリティは十二分に体感いただけます。
主要ドラム音源のMIDIが使える！
今やドラム音源になくてはならないMIDIフレーズ。『KRIMH DRUMS – FREE』には、フル版に収録されているKrimhの卓越したドラムパフォーマンスを納めたMIDIライブラリから12個を収録。
▲『KRIMH DRUMS – FREE』のマッピングメニュー
少なくない？と思われた方もご安心ください。『KRIMH DRUMS – FREE』はMIDIマッピングを自由に変更でき、EZdrummer2・3 / Superior Drummer 3 / Addictive Drums 2 / GGD Modern & Massive / GM他のマッピングプリセットも用意されているため、他音源のMIDIフレーズを活用できます！すでにメインで使用しているドラム音源をお持ちの方もMIDIをいじらず音源を差し替えられるため、音源のバリエーションとして使いやすいのではないでしょうか。
フル版との詳しい機能比較は、『KRIMH DRUMS – FREE』製品ページをご参照ください。
フリー版の配布により『KRIMH DRUMS』の魅力を手軽に体験できるようになった今、開発者であるBOGREN DIGITAL社Jens Bogren氏に『KRIMH DRUMS』についてお聞きしました。
▲Jens Bogren氏
ドラム音源『KRIMH DRUMS』の開発はどのように始まったのですか？
きっかけは自然発生的なものでした。すでにBOGREN DIGITALとしてIRパックをいくつか出していた頃、Fascination Street Studios（Jens が運営するスタジオ）でKerim “Krimh” Lechnerが所属するバンドSepticfleshの新しいアルバム『Modern Primitive』を完成させました。その際に、Kerim “Krimh” Lechnerのドラムの音があまりに良かったので、彼のサウンドを”ドラムという楽器”として捉えたいと思い、すぐにサンプリングを始めました。Kerim “Krimh” Lechnerは驚異的な若手ドラマーです。とても才能があり、礼儀正しく、適格で、勤勉で、彼との仕事はいつも気に入っています。
BOGREN DIGITALのドラム音源の魅力は何ですか？
私たちのドラム音源の最大の強みは、”過剰に加工されていない”自然なサウンドだと思います。エフェクトをかけすぎて、本物のアコースティック・ドラムのサウンドではなくしてしまうことはとても簡単です。私たちは、サンプリングしたサウンドと本物のドラムキットの自然なサウンドのバランスを見出すことができたと思います。
Bogren Digitalのドラム音源はどのようなユーザーにおすすめですか？
曲を自分でミックスする方が一番恩恵を受けると思います。誰もが大きなレコーディング・スタジオと優秀なドラマー、そしてドラムをエキサイティングに鳴らす一流のエンジニアを使えるわけではありません。また、自分で曲を作る方々にとっても、ドラム音源を立ち上げるだけですぐに素晴らしい音色を手に入れることができ、曲作りに集中できるというのは、とても手軽だと思います。
また、電子ドラムを使うドラマーの中に、私たちのドラムサンプルを楽しんでくれている人が沢山いることも興味深かったです。多くの電子ドラム・キットでうまく使えるように、細心の注意を払って制作しています。
- メーカー：BOGREN DIGITAL
- カテゴリ：ソフト音源
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label Bogren Digital, インタビュー, ソフト音源, ドラム音源, メタル
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