【2011年販売数ランキング】 – パッケージ・ソフト音源編
『2011年販売数ランキング』シリーズの締めくくりはソフトウェア音源(パッケージ)です。
ダウンロード販売への移行と 『シネマティック』 というキーワードが目立った印象の2011年でしたが、年間販売ランキングをチェックしてみますと、やはり定番製品は強いんですね。昨年のランキングの内容とは大きく変化しておらず、今年のランキングではその強さを伺えます。(VOCALOIDシリーズと拡張ライブラリは対象外にしています。)
10位
『ETHNO WORLD 5 PROFESSIONAL & VOICES』 >>
伝統的、民族音楽を完全音源化。エスニック総合音源の最高峰。
2010年9月にメジャーアップデートしたエスニック総合音源です。2010年9月にリリースされた事もあり、昨年のランキングには入っていませんでしたが、エスニック系のサウンドはニーズが高いこともあり、今年はランキングのTop10に仲間入りしました。
9位
『REAL STRAT』 >>
エレクトリック・ギター専門ソフトウェア音源!
2007年10月にリリースされたギター(ストラトキャスター)専用音源。今なお人気でして、去年のランキングでも9位でした。「不動の人気を誇る」とはまさにこの事ですね(笑)
8位
『GALAXY VINTAGE D』 >>
ジャズの歴史を見つめてきBauer Studios「D-274」を丸ごと収録。
2010年4月にリリースされたピアノ音源。偉大なピアニスト/ジャズマン達が愛したピアノを丁寧に収録したというところが本ライブラリの最大の特徴で、プロアマ問わずご愛用頂いてるピアノ音源のひとつです。ピアノ音源聴き比べページを公開して以来、色々と動いたようでして、今年は堂々のランクインを果たしました。
7位
『REAL LPC』 >>
“レスポール・カスタム”のサウンドを余すことなくパッケージング
2010年1月にリリースされたギター音源。昨年に引き続き、今年もランクインしました。9位の『REAL STRAT』とは同シリーズのライブラリでして、『REAL STRAT』にはジャキジャキしたサウンドが特徴的な「ストラトキャスター」が、『REAL LPC』 には音の太さが特徴的な「レスポール」が収録されています。
6位
『VIENNA ENSEMBLE PRO』 >>
マシンの限界を超えるミキシング&ホストツール!
2009年12月にリリースされたホスティングツール。64bit化は進んではいるものの、システムリソースの問題を払拭しきれていない現代の制作環境には必須のツールと言えるのではないでしょうか?昨年に引き続き、今年もランクイン!
VSL製品といえば、2012年1月31(火)までの期間限定で『VSLホリデーオファー』を開催中です!
5位
『REAL GUITAR 2L』 >>
アコースティックギター専門ソフトウェア音源!
2006年4月にリリースされたアコースティック・ギター音源。昨年に引き続き、今年もランクインしました。9位の『REAL STRAT』と7位の『REAL LPC』 とは同シリーズでして、これでMUSIC LAB社製品全てがランクインしたことになります。
4位
『VIENNA SPECIAL EDITION』 >>
VIENNA全てを濃縮。歴史を変える、総合VI音源
2007年4月にリリースされたオーケストラ総合音源。昨年に引き続き、今年もランクインしました。(昨年も4位でした。)プロアマ問わず広くご愛用頂いているオーケストラ音源です。VIENNA INSTRUMENTSシリーズの表現力を底上げしてしまう『VIENNA INSTRUMENTS PRO 2』の登場により、可能性と有用性がどんどん上がっています。
3位
『ELECTRI6ITY』 >>
比類なき音質&機能を備えたエレクトリックギター音源の金字塔!
2010年6月にリリースされたギター音源。昨年に引き続き、今年もランクインしました。KONTAKT4エンジンの可能性を上手く引き出し、高性能と高音質の両方を実現した、現状最強といえるギター音源です。
性能(=表現力)はもちろんですが、8種類のエレクトリックギター(ストラトキャスター、テレキャスター、P90, レスポール、リッケンバッカー、ダンエレクトロ・リップスティック、ES335、L4)を収録しているところは見逃せません。楽曲に合わせてギターをチョイスできます。
製品詳細ページに掲載しているデモムービーは必見です!
2位
『SUPERIOR DRUMMER 2.0』 >>
現実すら超える自由度。進化を遂げた元祖最強ドラム音源。
2008年8月にリリースされたドラム音源。昨年に引き続き、今年もランクインしました。
ドラムセットそのものではなく、レコーディングスタジオの中のドラムにフィーチャーしたドラム音源で、音作りの自由度の高さが特徴的です。スタジオにフィーチャーしている事もあり、アンビエンスのコントロール性とサウンドの”質”には定評があります。また、拡張ライブラリ『SDX』シリーズや追加MIDIグルーブ集も充実してきており、可能性がどんどん広がる “発展中” のドラム音源です。
一部を除き、追加MIDIグルーブ集は『SONICWIRE ホリデースペシャルセール』の対象ですのでお見逃し無く!
1位
『EZ DRUMMER』 >>
8,000グルーブが自由自在。即戦力・ビジュアル系ドラム音源
2006年5月にリリースされたドラム音源。昨年に引き続き、今年も堂々の1位です。
『EZ DRUMMER』 の特徴は何と言っても「簡単」なところです。余計な機能が搭載されていないので制作に集中することができますし、ドラムサウンドはTOONTRACK社のサウンドデザイナーによってメイキングされていますので、何もしなくても楽曲にマッチするようになっています。8,000を超えるMIDIグルーブ(ドラマーが叩いたリズムをMIDIにしたもの)が用意されていますので、ドラムトラックの構築すらも「簡単」です。
『EZ DRUMMER』 には、特定のジャンルにマッチしたドラムサウンド&MIDIグルーブを収録した『EZX』シリーズが用意されています。『EZ DRUMMER』 のドラムサウンドと楽曲がマッチしない場合は『EZX』シリーズに切り替えて頂く事で、この問題を簡単に解消することができます。
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