[NAMM2011] 社長レポート 1日目!
カリフォルニア州アナハイムで毎年1月に開催される、世界最大の楽器の見本市「NAMM Show」が今年も開催されました。今年もクリプトンの伊藤が現地に潜り込んで、楽器業界の最新で面白い情報をレポートして参ります、どうぞ宜しくお願いします!
開幕を告げるマーチングバンドが午前10時のオープンと同時にスタート!バンドを構成する人々は年齢も様々。お年寄りから子供まで、みんな楽しそうに演奏して場内を練り歩きます。NAMM初日の恒例の風景です。
ホールEにはDTMメーカーがずらり、その中でも一番ブース規模が大きく、存在感を示すのがAVID。今年も一段と大きくそびえ立ってます。
AVIDの隣にはPreSonus社のブース。楽器業界が横ばいの中、PreSonusの売り上げは前年比2桁以上の伸びだそうで、勢いが感じられる”2階建て”のブースです。ブース側面にはSoundCloudのロゴがあり、おなじみの雲マークのステッカーを配ってました。
当社の取り扱いブランドのBig Fish Audio社も入り口付近に出展。サンプリングCDの老舗として存在感を示してます。なおBFAは、今年でNAMM加盟25年目を迎えたそうで協会から表彰されたそうな。BFAとのミーティングは明日予定。新製品などの詳細が分かりましたらお知らせします。
こちらも当社取り扱いブランドのAudioBro社のブース。劇伴系のドラマチックなストリングス音源として人気の「LA Scoring Strings」と、もう時期発表となる同製品のメジャーアップグレードのデモを見せてもらいました。アップグレード版は現在制作中。詳細がまとまりましたら当ブログでも紹介いたします。
会場で見つけたナゾのギター「KITARA」のデモ演
ボディ中央にiPadの様なパネル型ディスプレイが。KaosPadの様なプレイもできます。
フレットボードは細かいスイッチが配置されてます。ギタリストのためのMIDIコントローラという感じ。興味ある方は、コチラまで → http://misadigital.com
これも一種のVirtual Instrumentsになるのかなあ。いろいろな楽器を制御して自動演奏させる装置を売っている会社のブース。こちらはスチールドラムがリード楽器のバージョン。
同じくこちらは、アコギがリード楽器のバージョン。両方を同期させて自動演奏することももちろん可。すごいなあと思うのは、この機械にはちゃんと液晶ディスプレイが付いていて、なにやら伴奏情報を入力できること。ちょっとしたオールインワン環境です。
こちらはGAME BOYを進化させた様なルックスの「KDJ-ONE」というシーケンサー&シンセ。開発しているのは日本人でした!日本のエンジニアが海外でも活躍しているのを見るとうれしくなりますねー。http://www.cyberstep.com/kdj/
もひとつガジェット系を紹介。こちらは去年も出展していたスウェーデンのTeenage Engineering社の「OP-1」という製品。見ての通り、オールインワン型のシンセサイザーです。音はいわゆるチップチューン的なそれですが、GUIがと
ても凝っていてとにかくカワイイ&良く出来てる。明日発売開始だそうで、気になる方はこちらをチェック → http://www.teenageengineering.com/products/op-1/
以上駆け足で紹介した初日でした。明日もまたレポートしますのでお楽しみに!
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