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[新作情報] Cinesamplesより、木管アンサンブル音源『Hollywoodwinds』リリース!

2010年9月14日 16:49 by T

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ハリウッド映画で聴かれるような音ネタを得意とする Cinesamples 社より、木管アンサンブル音源 『Hollywoodwinds』 が登場!リアルな木管アンサンブルを表現することに注目し、トリル、スケール、トゥッティ、テクスチャ、FXなどを豊富に収録。特にメディアコンポーザーに優れた制作環境を提供します。

ではここで、Cinesamples社のYoutubeをベースに収録内容を簡単にご紹介したいと思います。

 『Hollywoodwinds』 には、大きく分けて3種類のパッチが収録されております。

  • テクスチャー&FX
  • キーボード
  • スケール&リップ

ということで、まずは『テクスチャー&FX』

ムービーからお分かり頂ける通り、1鍵を打鍵(トリガー)するだけで、様々なフレーズが演奏されます。これらのフレーズは、Cinesamples社による様々な映画音楽の研究結果や、現場(L.A)演奏者からのヒアリング&打ち合わせをもとにオーケストレーションされています。

テクスチャとは音楽的なフレーズ/メロディ(モチーフと表現した方が良いかもしれません)の事で、FXはクラスタートーン(ホラー映画で使われそうな薄気味悪い音)などといった「効果音」的なフレーズであることを表します。

次に『キーボード』

キーボードで演奏する為のパッチですが、『テクスチャー&FX』と同様にオーケストレーション済みです。トゥッティやオクターブ、トライアドやトリルなど、様々なバリエーションが用意されています。本ライブラリには収録されていませんが、フルストリングスパッチやブラスパッチなどと併用すると、特にキーボディスト/ピアニストの方にはスケッチ用として有用ではないでしょうか?

最後に『スケール&リップ』

こちらもオーケストレーション済みで、1鍵を打鍵(トリガー)するだけで16分7連のスケールラン(アップ&ダウン)やリップ(トーナル&アトーナル)を演奏することができます。特にスケールランは仕様するライブラリの特性(e.g. 速いフレーズを弾けるか/弾かせるとどうしても機械っぽさが出る)のや、奇数連符の打ち込みにくさ/メンドくささがつきまといますが、このパッチを使うことで、簡単にスケールランを楽曲に入れることが可能になります。もちろん、これらのフレーズはDAW(シーケンサー)のテンポに同期します。

昨今の音楽シーンを反映させたオーケストレーションを施している(スグに使える)ということで、 “PROJECT SAM “社や “HEAVYOCITY “社と目線がとても近い 『Hollywoodwinds』 。いわゆる “シネマティック” なサウンド/ライブラリがお好きな方は、是非導入をご検討下さい!