[新作情報] Cinesamplesより、木管アンサンブル音源『Hollywoodwinds』リリース!
ハリウッド映画で聴かれるような音ネタを得意とする Cinesamples 社より、木管アンサンブル音源 『Hollywoodwinds』 が登場!リアルな木管アンサンブルを表現することに注目し、トリル、スケール、トゥッティ、テクスチャ、FXなどを豊富に収録。特にメディアコンポーザーに優れた制作環境を提供します。
ではここで、Cinesamples社のYoutubeをベースに収録内容を簡単にご紹介したいと思います。
『Hollywoodwinds』 には、大きく分けて3種類のパッチが収録されております。
- テクスチャー&FX
- キーボード
- スケール&リップ
ということで、まずは『テクスチャー&FX』。
ムービーからお分かり頂ける通り、1鍵を打鍵(トリガー)するだけで、様々なフレーズが演奏されます。これらのフレーズは、Cinesamples社による様々な映画音楽の研究結果や、現場(L.A)演奏者からのヒアリング&打ち合わせをもとにオーケストレーションされています。
テクスチャとは音楽的なフレーズ/メロディ(モチーフと表現した方が良いかもしれません)の事で、FXはクラスタートーン(ホラー映画で使われそうな薄気味悪い音)などといった「効果音」的なフレーズであることを表します。
次に『キーボード』。
キーボードで演奏する為のパッチですが、『テクスチャー&FX』と同様にオーケストレーション済みです。トゥッティやオクターブ、トライアドやトリルなど、様々なバリエーションが用意されています。本ライブラリには収録されていませんが、フルストリングスパッチやブラスパッチなどと併用すると、特にキーボディスト/ピアニストの方にはスケッチ用として有用ではないでしょうか?
最後に『スケール&リップ』。
こちらもオーケストレーション済みで、1鍵を打鍵(トリガー)するだけで16分7連のスケールラン(アップ&ダウン)やリップ(トーナル&アトーナル)を演奏することができます。特にスケールランは仕様するライブラリの特性(e.g. 速いフレーズを弾けるか/弾かせるとどうしても機械っぽさが出る)のや、奇数連符の打ち込みにくさ/メンドくささがつきまといますが、このパッチを使うことで、簡単にスケールランを楽曲に入れることが可能になります。もちろん、これらのフレーズはDAW(シーケンサー)のテンポに同期します。
昨今の音楽シーンを反映させたオーケストレーションを施している(スグに使える)ということで、 “PROJECT SAM “社や “HEAVYOCITY “社と目線がとても近い 『Hollywoodwinds』 。いわゆる “シネマティック” なサウンド/ライブラリがお好きな方は、是非導入をご検討下さい!