[NAMM2010] 社長レポート 1日目!
毎年1月中旬、ディスニーランドにほど近い米国アナハイムコンベンションセンターでは、世界最大の楽器の見本市「NAMMショー」が開催されます。有名メーカーから個人事業まで、民族楽器から最新音楽テクノロジーまで、ありとあらゆる楽器が展示され、大勢の楽器業者&ミュージシャンで賑わいます。そんな現地のレポートをクリプトンの伊藤がお届けします。どうぞお楽しみに!
1/14(木)NAMM初日
NAMMショーの開催を告げる恒例のマーチングバンド。
ショーの初日、開門時間の午前10時に合わせて、会場を練り歩くパレードが出発しました。皆がおそろいの青のTシャツをまとってます。市民による演奏でしょうか。老人の姿が目につきます。女性も多いですね。毎年行われている恒例のパレードなんですが、今年はいつもより声援が多かったです。なぜかと言うと演奏している曲がマイケル・ジャクソンの「スリラー」だからです。楽しそうに演奏してます。パレードの後ろには、チアガールも続きます、それも40年はキャリアありそうな。。。みなさん楽しそうに踊ってましたよ。
Toontrackのブース
ドラム音源の定番となった「EZ Drummer」で有名なToontrack社のブースは、今回”打楽器エリア”でお披露目されてました。このエリアは、生ドラムの一流メーカーも軒を並べる”ドラムの激戦区”。リズムにうるさいディーラーやプレーヤーが往来するエリアに敢えて出展しており、製品に対する自信が感じられました。
なお、Toontrackでは新製品発表会を土曜日に予定しております。詳細が明らかになりましたら本ブログでも紹介いたします。
Big Fish Audioのブース
いまは世界最大のサンプリングCDメーカーとなったBig Fish Audio社のブースでは、Macベースの視聴機を設置してComing soonのサンプリング音源を多数聴くことができました。その中には、今風でないオールドスクールR&Bのエッセンスを収めた『VINTAGE R&B』や、演劇や映画風のサウンドトラックを仕上げるための『CINEMATIC PERCUSSION』、その他ハリウッド直送のSFX音源やら、パンク/グランジ系ドラム音源まで、多種多様!
同社のソフト音源部門VIR2からは、以下の3つのソフト音源が発表されました。
- 『WORLD IMPACT』
アフリカ、中東、オセアニア地域を中心としたエスニックで地球の息吹が聞こえてきそうな”映像”が浮かぶリズムテクスチャーを収めたソフト音源です。 - 『ELECTRI6ITY』
エレクトリックギター専用の音源です。収録したギターには、ストラト、テレキャスのFender系から、レスポール、335、L4のGibson系、それにリッケンとダンエレクトロのリップスティックPUも。 - 『MOJO HORN SECTION』
主にJazzyなホーンセクションを演出するために開発されたソフト音源です。4種類のサックス(ソプラノ、アルト、テナー、バリトン)、トランペット、トロンボーンほか、定番の管楽器を網羅。Tower Of Power風のパンチの効いたビッグバンドも再現可能。
Art Vistaのブース
Art Vista社のブースでは、ド派手でファンキーなEベース演奏(バキバキのチョッパーサウンド)を再現するための『Groove Master – the Tony Newton BassLibraries』が参考展示されてました。でもこの製品、確か昨年も展示されていたなあ。。。ArtVistaの様な小規模メーカーには職人気質でやっているところが多くて、納得の行く製品がいつ出来上がるのか正直読めません。音は抜群に良かっ
たので、品質は間違いないと思います。完成を待ちましょう。
今日はクリプトン取扱ブランドのブース紹介をさせていただきました。明日からは、NAMM会場で発見した珍楽器、有名人など、私の趣味の目でお送りしたいと思います。それではまた明日!
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