Cubase 5用のVST エクスプレッションマップが公開されました!
Steinberg社より、Vienna Instruments製品ラインナップのオーケストラ総合音源、『SPECIAL EDITION』と『SPECIAL EDITION PLUS』用のエクスプレッションマップが公開されました。Cubase 5とSPECIAL EDITIONで楽曲制作されている方は、作業効率アップの為に是非ご利用下さい。
エクスプレッションマップとは…?
エクスプレッションマップとは、Cubase 5のピアノロールエディタ/スコアエディタにおいて、簡単にアーティキュレーションを変更するための定義ファイルです。下記の手順で適用して頂きますと、ピアノロールエディタではMIDI CCを描くように、スコアエディタではアーティキュレーション記号を記入する事でアーティキュレーションの変更が可能になります。
エクスプレッションマップの適用手順
(ここでは、『SPECIAL EDITION』のSolo Violinを例にします。)
- エクスプレッションマップをダウンロードし、任意の場所で解凍/保存します。
ダウンロードはコチラ >> - インストゥルメントトラックにVienna Instrumentsをアサインし、「MATRIX」からSolo Violinをロードします。
- Cubase 5画面左側の「VST エクスプレッション」をクリックし、「マップなし」>「VSTエクスプレッションの設定…」の順にクリックします。(画像の確認)
- 表示されます画面の「読み込み」より、手順1.で保存した「VSL_Special_Edition_Expression_Maps_1.0」フォルダの中に入っている「VSL SE – Violins,Violas,Cellis,.expressionmap」を読み込みます。(画像の確認)
- 手順3.の「VST エクスプレッション」をクリックし、「VSL SE – Violins,Violas,Cellis,.expressionmap」を選択します。(画像の確認)
以上の手順が完了致しますと、ピアノロール画面下部のMIDI CCを描くところにアーティキュレーション名が表示されます。アーティキュレーション名を鉛筆ツールで塗る?と、キースイッチを入力する事無くアーティキュレーションを選択できるようになります。スコアエディタでは、アーティキュレーション記号を記入する事で選択可能になります。
なお、詳細な適用方法、ご使用方法につきましては、Cubase 5のオペレーションマニュアル「VST エクスプレッションマップ」の項目をご参照頂ければと思います。
Steinberg社と言えば、もうすぐ「The Steinberg Day 2009」が開催されます!このイベントには、Vienna Instrumentsを初めとした超定番音源から変わった音源まで、沢山持っていく予定です。HDDの容量を考慮して少し絞ったほうが良いかなぁなんて考えてもいますが、まだ具体的には決めておりませんので、「コレを持ってきてくれ!!」というご要望がありましたら、コチラのBlogにでもコメントを頂ければと思います!