[メディア掲載情報]ProjectSAM『SYMPHOBIA』、Nine Volt Audio『TAIKO』、Sample Magic『SM10 TECH-FUNK BREAKS』@ Future Music誌09/03
英国FUTURE MUSIC誌2009年3月号のレビューにて、ProjectSAM『SYMPHOBIA』、Nine Volt Audio『TAIKO / KONTAKT2』、Sample Magic『SM10 TECH-FUNK BREAKS』が10点満点中9点を獲得しました!Best Service『CLUB REVOLUTION VOL. 1』も8点を獲得しています。
ほかにも、VSL社からのダウンロード販売オンリーのプラグイン・エフェクト集『Vienna Suite』が9点を獲得。「VSLユーザー、もしくはサントラ向きのエフェクト・プラグインを探しているユーザーに強くお奨め」とのことです。
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『SYMPHOBIA』 9/10
Symphobiaの企画者は、現在市場で流通しているオーケストラライブラリに欠けているものを理解しているコンポーザー自身だろう。グループごとに楽器をまとめたマルチでは全てのインストゥルメントが同じMIDIチャンネルにアサインされていて、簡単に同時演奏させられる。また、各楽器はステージ上の配置に倣って定位が設定済み。サウンドをイメージしやすい音色名も相まって、制作全体をスピードアップできる。映画/TV/ゲーム音楽の作曲者には間違いなくお奨め。
『SM10 TECH FUNK BREAKS』 9/10
125-140BPMに統一された、Mr.Oizo系列のアシッドに影響を受けたエレクトロ、ダブステップ、カットアップされたグリッチ・ボーカル、さらにはストレートなハウスグルーブをも収録。やみくもにバリエーションを増やすのではなく、統一感と汎用性を実現している。様々なジャンルで有効に機能するだろう。チェックしておく価値あり。
『TAIKO / KONTAKT 2』 9/10
日本のドラムサンプルを探してる?ステレオイメージを操作できるように複数のマイクでコンサートホールの残響まで録音したもので?Kontakt 2.2.4以上のバージョンを使っている?それならNine Volt Audioの本作がお奨め。24bit/44.1kHz、4,800サンプルもの膨大なサウンドを纏め上げるのに費やされた時間は、神のみぞ知るところだが、実際このサウンドは素晴らしい。即戦力となるパフォーマンスキットだけでなく、独自のパッチを構築したいユーザーのために一打ごとのサンプルも用意されている。映画/TV音楽に関わるのなら必須のライブラリだろう。
『CLUB REVOLUTION VOL. 1』 8/10
このライブラリに収録されたサウンドを岩に例えると、それはダイアモンドに違いない。人物に例えると、マイク・タイソンだろうか。イメージ伝わる?とにかくハードだということ。TiestoやNic Chagall、Blank&Joneらが推薦するように、140BPMの良さをすっかり知ることになるだろう。本作のユニークな点は、キックだけを抜いたループを収録していること。これは他のライブラリでも採用して欲しい。ワンショットサウンドの代わりにもう少しだけメロディやシンセループが収録されていればもっと良かったんだけど、そうは言ってもこれは素晴らしいライブラリだ。お奨め!
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