[NAMM2008・社長レポート]Toontrack社ブース
2008年1月18日 17:27 by ich
NAMM SHOW ‘2008の社長レポート第一弾が到着しました。まずはToontrack社ブースのレポートをどうぞ。
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ここ数年、NAMM会場にて抜群のドラムパフォーマンスを披露して沸かせていたToontrackは、今年はEastWestブースから離れて初の単独出展。今回の目玉は何と言っても”Superior 2.0″こと「S2.0」!2年程前より密かに計画話だけは伝え聞いていた製品なのだが、今回のショーでようやくベールを脱いだ。スペックは以下の通り。
- 新規エンジンの開発により、サウンドクオリティを損なうことなくロード時間を短縮
- e-drumとの連携性を向上
- EZ drummerのような、見た目にわかりやすいドラムキット構築画面
- MIDIグルーブ機能を搭載したEZ player proを同梱
- Toontrack Soloを使用することでスタンドアロン動作にも対応
- Sonalksis社開発のエフェクト5種類を内蔵:
5バンドEQ、ハイパス/ローパスフィルター、ゲート、コンプ、トランジェントデザイナー - ADSRエンベロープ
- X-Pads
- Superior、EZ drummer、EZXライブラリを読み込み可能
- Nir Zの演奏によるMIDIグルーブを収録
- ニューヨークの老舗スタジオ(Hit Factory、Avatar Studio、Allaire studio)でサンプルを収録
- ミュージシャンには、Pat Thrall、Neil Dorfsman、Nir Zを起用
- 2008年第一四半期にリリース予定(注:Toontrack社からのリリース予定)
- 販売価格(予定):
- 通常価格¥42,000
- Superiorシリーズからのアップグレード¥14,700
- EZ drummerからのアップグレード¥29,400
狭い展示ブースの中に、本物のドラムを持ち込んで(もちろん実音はミュート)、それをコントローラ代わりに使ったライブパフォーマンスを敢行。本物を超える鳴りを魅せつけた。それもそのはず、本作は、New Yorkの3箇所の老舗スタジオで、トップクラスの機材&エンジニアの下でレコーディングしたもの。洋楽サウンドを高密度に再現できるドラム音源かと思います。
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by Hiroyuki Itoh
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