[Vienna特集]第13回 二つのスロット
『Vienna Instruments』特集の第13回目です。前回まではパッチ→マトリクス→プリセットと紹介してきましたが、ここで一旦パッチのレベルまで戻ってセル内の二つのスロットについてご紹介しようと思います。
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— 二つのスロット —
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マトリクスの縦横のマス目(セル)ひとつひとつに異なるパッチ(奏法)を読み込む方法については既に紹介しましたが、実は一つのセルに二つのパッチを読み込むことが出来ます。PATCH ASSIGN画面の左下部に表示されるセルを選択すると、左上に選択されたセルの内容(読み込まれているパッチなど)が表示されます。この内容表示部は、さらに上下に分かれていて、それぞれに別のパッチを読み込むことが出来ます。セル内の上下をそれぞれスロットと呼び、PATCH ASSIGN画面右側のパッチ・リストからお好きなパッチを上下のスロットにドラッグ&ドロップすることで音色の重ね合わせ(レイヤー)が可能になります。
ムービーでは、まずスタッカート音色とサステイン音色を単独で演奏した後で、それぞれを重ねる様子を紹介しています。手順としては、スタッカート音色を上のスロットに読み込み、続けてサステイン音色を下のスロットに読み込んでいます。こうすることでスタッカート音色とサステイン音色が重ねて発音されますので、一音ごとにアタックの強いサステイン音色が得られます。
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