[メディア情報]ComputerMusic 06/12
タイムラグが出来てしまい大変申し訳ありません。昨年末にリリースされ、ここ日本でも、順調な売れ行きを見せているエレクトロニカ総合音源『OTTO』と、雑誌から、口コミから、様々な角度から評価され大きな人気を呼んでいるハウス用サンプリングCD『FUNKY HOUSE GROOVES』の、ComputerMusic誌でのレビューをご紹介。
まず、面白い音がたくさん入っていて、ダンスミュージックや映画音楽などに”エレクトロニカのエッセンス”を加算するのに最適とされた『OTTO』。MAX/MSPや、Reaktorなどを駆使するハードコアなエレクトロニカ/IDMフリークには人気が出ないかもしれない・・・と、率直で、ごもっともな意見も出ております。・・・それでもサンプリングを駆使する方には良いライブラリ(音の図書館)でしょう。と、フォローしておきます。
次に、手放しで絶賛だったのが『FUNKY HOUSE GROOVES』(なぜ、コレだけ褒めているのに8点なのかが不明です)。まず、生楽器のサウンド(ベース、ギター、ブラス、エレピ)のカバー率の良さ、ドラムループ、単発ドラム、ボーカルFXも含めて、全体が「現代的ファンキーハウス」としてしっかりとまめとめられ、ビギナーにも最初に手にとって欲しい製品とされています。
その他の情報として面白かったのは、巻末で連載されている過去のニュースを振り返る「Back in the day」の中で、1986年の情報から、取り上げられていた、最初期の小型ワークステーションPHILIPS『PCM100』と、伝説の未発売製品PPG『Realizer』の記事。
Realizerに関しては、16bit HDR(85MB)を搭載した当時としては、革命的な製品。PPG Realizerで検索すると日本語での詳しい情報(電子楽器の情報を集めた名サイト”teknobo.com”)が出てくるので興味の有る方は是非。
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