ケンさんのユーザーレビュー
ケン
ケンさんのユーザーレビュー
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このレビューはMacBook Pro 2017 (Intel Core i5、メモリ:8GB、ストレージ:121GB、macOS:Ventura 13.7.8)で起動した時の感想です。
良い点
・音源は実物のファツォリのピアノの音と響きに聴こえて電子らしさはほとんど感じられない
・演奏用途として使用しても全く問題なく弾くことが出来て音の強弱のダイナミクスも不自由に感じない
・異なるポジションで録音された音をそれぞれ音量やEQ、Panで調整する事がてきて各ポジションの音の組み合わせて好みの音にする事ができる
・鍵盤は個別に音量を調整する事が可能
・作成したプリセットは新規ファイル内に保存可能であり、初期のプリセットと混同されずに整理して保存する事ができる
惜しい点
・45.5GBとやや容量が大きい
・アプリはすぐに立ち上がるが、音源のプリセットを起動するのに十数秒ほど時間がかかる
・演奏用途として使用するとたまに音切れを起こす(私のパソコンのスペックのせいかもしれない)
・540㎡の広さのステージAで録音されている為、良くも悪くも広いホールで録音されたような音と響きになっている(より純粋なピアノの音を求めるなら広さ69㎡のステージBで録音されたSTUDIO FAZIOLI F212の方が良いかもしれない)
・初期プリセットではホールで演奏しているのを聴いているような広くてぼやけた感じがするため、より奏者視点に近いピアノの音に調整しようとすると多少は調整が必要になる
まとめ
私の環境下では演奏用途として使用するとたまに音切れを起こしてしまいました。
ですが、ピアノの音自体はとてもリアルで一般人には一生手の届かない高級ピアノの音源を使用できるという点ではとても価値のあるものだと思います。 -
自分は電子ピアノの音源が物足りなくなったのでT2L Pianoのピアノ音源を購入しました。
このレビューはMacBook Air(Apple M2、メモリ : 8GB、ストレージ : 245GB、macOS : Tahoe 26.0.1)で起動した時の感想です。
良い点
・アプリは数秒で起動できる
・アプリが5GBのストレージ容量で起動するのでパソコンのストレージを圧迫しない
・演奏中に音切れが殆ど無いのでストレスが無い
・和音を重ねて弾いても音が途切れる心配がない
・UIがシンプルで扱いやすい
特にサステインペダルを踏んだ際に発せられる音の響きはとても良いです。
惜しい点
・ピアノの種類によっては音がピアノっぽくないと感じる事がある
特に単音で弾いてみるとヤマハ(Japan PLT)はオーボエや笛のような、シンセのような音にも聞こえる
ファツィオリ(Italian PLT)も若干そのような感じの音に聞こえる
・好みもあると思うけれど、プリセット音のリバーブや共鳴、ピアノ内部のリアルな音が余計な音として感じられる場合がある(パラメーターで各種個別に音量を調節可能)
・理想の音源にしようとしてパラメーターをいじると沼にハマる場合がある
・作成したプリセットが整頓できない
・ユーザーガイドが無い
音質を変更するにあたってリバーブやEQ、コンプレッサーやカットフィルター等で音質の調整は可能ですがユーザーガイドが無いのでDTM経験者くらいの知識がないと音の調整は苦労します。
まとめ
T2L pianoは5GBと容量が軽いので演奏中に音が切れる心配が無くてストレスフリーです。
また、サステインペダルを踏んだ時に聴こえてくる音の響きが美しいです。
音質を調整しようとすると大変ですが演奏用のピアノ音源としてはまずまずの性能だと思います。1人が参考になったと考えています
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