ヒズミ零
ヒズミ零さんのユーザーレビュー
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Snapbackはリリース当初から「これはすごい、革新的すぎる」と思っていましたが、実際に使ってみるとさらにその凄さを実感します。
スネアやクラップの前にリバースを付け足したり、キックにトランジェントを足したりするのがメインの使い方になると思いますが、
キックの前にリバースを足すのも、意外とトランジェント補強になって面白いです。
さらに特筆すべきはトランジェント検出機能で、何をトランジェントとして音をレイヤーするかの設定が割と細かく設定できます。
これが本当に便利で、トランジェントシェイパーでは上手く反応しなかった部分にトランジェントを足すことができます。
個人的に可能性を感じている使い方はPsyTranceのベースのトランジェント補強です。
PsyTranceのベースはトランジェントが足りないとドラムに埋もれてグルーブがなくなりがちですが、トランジェントをうまく検出してトランジェントを足すと良い具合のベースが作れます。
非常におすすめです。 -
名前の通り、このプリセットを通すと音の原型を留めないほどカオスでグリッチーで破壊的な音になります。
IDMやGlitch、Electronicaなど、やや実験的な音楽に向いている気がします。
とはいえ、Dry/Wetを下げればグリッチ感を僅かに足すような使い方もできると思うので、使い道は色々あると思います。 -
Portalはやはり凄いです。グラニュラーエフェクトの傑作だと思います。
しっかり使いこなすには勉強が要りますが、プリセットも充実しているので、プリセットを選んでDry/Wetを調整して、あとはX/Yをいじるだけで良い感じになってしまいます。
音が単純すぎるな、シンプルすぎて面白みがないな、というときにとりあえず試したくなるプラグインです。
一応、グラニュラー専門というよりかはマルチエフェクトなので、グラニュラー機能を突き詰めたいときは他のプラグインやグラニュラーシンセも視野に入れると良いと思います。グラニュラーらしさが全面に出たプリセットは思っていたより少ないです。 -
Ambientを作りたいなと思ったのが購入のきっかけです。
IRなのでルームリバーブのような使い方ももちろんできますが、VASTが一番輝くのは超ロングテールのリバーブでしょう。
IRリバーブですが、リアルな空間再現というよりは、いかに実験的で幻想的で面白いリバーブ音を作れるかというところに重きのあるプラグインです。
IRの知識がある人であれば、自分でIRを読み込ませれば文字通り無限の可能性があると思います。
私はIRもリバーブも全く詳しくないのでプリセット頼りですが、それでも本当に幻想的な音がします。
DelayパートでPitchのパラメーターを上げるとシマーリバーブになるのもかなり便利です。
弱点は、使い方がやや難しいことと、少しCPU負荷が高いことでしょうか…。
使いこなしたい人はマニュアルを細部まで読み込むと良いでしょう。
CPU負荷は、センドリバーブにできる場合は気にならないと思います。全トラックに通すのはかなり贅沢な使い方ですね。 -
プラグイン自体はとても良いです。
サンプラーといえばKontaktですが、ちょっとシンセのワンショットを読み込んでメロディを弾く程度だと、Kontaktは動作も重いしセットアップも時間がかかります。
そこで「最低限の機能」「動作が軽快」「サンプルを読み込んでからのセットアップが簡単」という要件のサンプラーを探していて見つけたのがこの製品でした。
Wavesのなかでも最近の製品なのでインターフェースもお洒落で可愛らしく、また機能面も充実していながらシンプルな操作性だったので重宝していました。
しかし、Wavesはエフェクト系のVSTが中心のメーカーだからか、VSTiはどうも不安定な気がします。
他のWavesのプラグインで問題が起きて再インストールをしたところ、プラグインが動作しなくなってしまいました。
サポートにも問い合わせ、Waves Centralのクリーンアップなど色々試したのですが、このプラグインだけ起動せず…。
安定して動作する環境であれば、力を発揮すると思います。 -
一応このサンプルパックがGarageカテゴリでは売り上げ1位のようですが、個人的にはあまり好みのサンプルパックではありませんでした…。
ドラムループが割と808, 909系の音を中心に構成されていて、名機の音とはいえ流石にやや手垢のついた音かな、と個人的には感じてしまいました。
ただ、Garageのルーツは やはり808や909にあると思うので、本物の音を求めている…垢ぬけた音が嫌いだ…という人にはしっくり来ると思います。
…でも、そういう人はだいたい実機かクローンの808を持っていると思うので、サンプルパックにしなくても…という気もします。
個人的に一番残念だったのはキックです。ワンショットが7つしか入っていないのですが、かなり癖のある音で、使いにくい音でした。
他のワンショットは悪くないのですが…。
個人的には、同メーカーの「Garage Fundamental」の方がずっと使用頻度が高いです。
https://sonicwire.com/product/C2972 -
ドラムの質感がアナログっぽくてお洒落です。サチュレーションがやや強めにかかった汚れ系の音で、クラシカルなGarageにはぴったり合います。ハイハットが耳に痛くないのも、別途処理をする必要がなくて良いです。キックも、数は少ないのですが外れがなく、ローエンドもトランジェントも良く出ているので使いやすいです。
サンプル数が多くないので、メロディループよりもドラムループやドラムワンショットをメインに使うことになると思いますが、はずれのサンプルがほとんどないので、コスパは良い…と思います。 -
やや癖の多い音色が多く、使う人を選ぶ印象があります。
プリセット数が他のResonance Soundグループがリリースしているものに比べて少ないのもやや欠点かと思います。
それでも、王道のアナログシンセのサウンドに飽きた人には、良いインスピレーションになるかもしれません。
個人的にはCHD Charismaの音色が好きです。 -
実のところ、CFA Soundはあまり好きなメーカーではないのですが、この製品は良かったです。
Leadの音色が少ないので、Leadの音が欲しい場合はAiyn Zahevのプリセットを買うと良いでしょう。
それにしても、やはりDivaのベースはローエンドが太くてとても綺麗ですね。
Divaの凄さを改めて感じるプリセット集でした。 -
Divaはアナログシンセをモデリングしたシンセなので、高域が丸い音が多いイメージです。
このシンセプリセットはそういったアナログ感の強い音もたくさん収録されいますが、高域がキラキラしたグラニュラー寄りの音も少し収録されていて、少し幻想的に感じます(Divaにグラニュラーシンセシスはありませんが、そんな感じの音がする、という意味です)。
安定して使いやすいシンセプリセットだと思います。1人が参考になったと考えています
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