ヒズミ零
ヒズミ零さんのユーザーレビュー
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やや癖の多い音色が多く、使う人を選ぶ印象があります。
プリセット数が他のResonance Soundグループがリリースしているものに比べて少ないのもやや欠点かと思います。
それでも、王道のアナログシンセのサウンドに飽きた人には、良いインスピレーションになるかもしれません。
個人的にはCHD Charismaの音色が好きです。 -
実のところ、CFA Soundはあまり好きなメーカーではないのですが、この製品は良かったです。
Leadの音色が少ないので、Leadの音が欲しい場合はAiyn Zahevのプリセットを買うと良いでしょう。
それにしても、やはりDivaのベースはローエンドが太くてとても綺麗ですね。
Divaの凄さを改めて感じるプリセット集でした。 -
Divaはアナログシンセをモデリングしたシンセなので、高域が丸い音が多いイメージです。
このシンセプリセットはそういったアナログ感の強い音もたくさん収録されいますが、高域がキラキラしたグラニュラー寄りの音も少し収録されていて、少し幻想的に感じます(Divaにグラニュラーシンセシスはありませんが、そんな感じの音がする、という意味です)。
安定して使いやすいシンセプリセットだと思います。 -
こちらもDIVA DIGITAL VOL.1と同じく、良い音をしています。
Divaは少し音作りが難しいシンセなので、プリセットマシンとして使いたい場合、このプリセット集は良い選択肢になると思います。 -
Aiyn Zahevの作るプリセット集はどれも良い音をしているので、迷わず購入しました。
トランシーだけどアナログシンセらしい音色が多くて、とても役に立ちます。
プリセット数もかなり多いので、Divaのファクトリープリセットでは物足りないときの味方になってくれます。
SerumやVitalのような個性的で派手な音色はありませんが、太くてアナログっぽい音がとても心地良いです。
プレフィックスのLD SSって何だろう?と思ったのですが、おそらくSuper Sawのリードということなんだと思います。 -
私の偏見ですが、可不~裏命まではそれなりにオリジナル曲の数が多く、狐子と羽累はまだオリジナル曲の数が少ない気がします。
それでも羽累にはラップ機能の需要があるため、残る狐子が一番陰の薄い音楽的同位体のような気がしています。
しかし、狐子はパラメーター次第で実に多彩な声色を出してくれます。
パラメーター次第では羽累のような声質に近づくことも、星界のような声質に近づくことにも、狐子独自の声質を全面に押し出すこともできます。
他の音楽的同位体は「The 可不」「The 星界」といった、一聴するだけで分かる個性的な声質が特徴的ですが、狐子は声質の幅が広いので「The 狐子」という声色がないのかもしれません。
それが理由で他の音楽的同位体に人気を食われてしまっているのかもしれませんが、私は狐子の多彩な声色をとても気に入っています。お勧めです。 -
他のリミッター・マキシマイザーでは「いかに綺麗にラウドネスを上げるか」に焦点を当てているのに対し、Smart: Limitでは「いかに目当てのダイナミックレンジに収めるか」という点にフォーカスが当たっています。
いわゆるラウドネスウォーで本当に問題だったのは「ラウドネスが高すぎること(うるさいこと)」ではなく「ダイナミックレンジが狭すぎること(音がのっぺりしていること)」だったと思います。
そこで、ラウドネスだけでなくダイナミックレンジも視覚的に制御できるようにしたのがこのSmart: Limitです。
ラウドネスの管理はだいたいのリミッターで可能ですが、ダイナミックレンジを簡単に把握できるリミッターとしては、Smart: Limitが
最強だと思います。
リミッティングの音質は他のリミッターと比べると普通ですが、それでも「何dB持ち上げたら理想のダイナミクスになるか」が一発で分かるのは重宝します。 -
ボーカルにOTTをかけるという発想自体なかったのですが、5バンドのOTTということで購入してみました。
5バンドなのでボーカルの基音付近と高域のクリアさのバランスを取りやすく、またアップワード・ダウンワードのコンプレッションが同時に各バンドにかかるので、ダイナミクスの制御としても良いなと感じました。
少し困るなと感じたのは、
・パラメーターが多く、しっかり使い方を理解しないと「なんとなく」で処理することになり、迷子になる
・ボーカルの場合、Clearの帯域を持ち上げると嫌な音になるので下げるしか選択肢がない(各バンドの周波数を柔軟に制御できたら…)
・しっかり破擦音やハーシュな帯域を処理してからかけないと、高域を持ち上げたとき耳に刺さる
といった部分です。これらはVO-TT 2に期待しています。2人が参考になったと考えています
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深いリバーブがかかった音では試していませんが、部屋の残響が入り込んだ音で試したところ、綺麗に残響音が消えて音がくっきりしました。
iZotope RXシリーズのDeReverbなどではどうしても「頑張ってリバーブを抑えました」感が出るか「自然に処理しようとしてるのかリバーブを抑えられてないな」感が出てしまうのですが、Clarity VX DeReverbはAI処理なので綺麗に残響だけが消えます。音の輪郭、クリアさが向上します。
Clarity VXシリーズはWaves製品の中でもかなり良い製品群だと思います。
SONICWIRE取扱い全製品を表示したい場合は、SONICWIREを日本語で閲覧されることをお奨めいたします。