Jun
Junさんのユーザーレビュー
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内蔵されたエディターはまさにベース編集に特化しており、スライドやハンマリングなどの奏法指定が直感的に行える点がとても優秀です。作曲段階でコードを指定して書けるレベルであれば、ベースライン制作のスピードは飛躍的に向上します。さらに、豊富に用意されたMIDIフレーズ集を活用すれば、初心者であっても本格的なラインが簡単に構築できます。また、グルーヴ編集も秀逸で、タイミングやベロシティのわずかな揺れを調整するだけで、生演奏のような“人間味”が自然と出せるのは大きな魅力です。
サウンド面では、モダンベースとヴィンテージベースの2系統が最初から備わっており、幅広いジャンルに対応できます。プリセットの段階でミックスに馴染みやすく、EQの修正も最小限で済むため、案件が重なる時期でも作業効率が大きく向上しました。特殊な音色を深追いしない限り、これ一本でほとんどの制作現場をカバーできますし、好みで拡張音源を追加していく楽しさもあります。
強いて挙げるとすれば、奏法の種類が今後さらに増えると嬉しいですが、現時点でもほとんど不満はありません。
EZbassを導入してから、ベース編集そのものがDTMの楽しみのひとつになり、いまやほぼすべての楽曲で欠かせない存在となっています。
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