狐夢想
狐夢想さんのユーザーレビュー
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時間ギリギリだけど特定のトラックに何か動きのあるエフェクトを急いでかけなきゃ、という時などに非常に重宝します。
細かい設定が出来ないだけに何も考えずにとりあえず挿してワーっとオートメーションを書いてヨシ完了!という感じで割り切って便利に使っています。
難点として
このデベロッパの他のプラグインでも同様なのですが、簡易リミッタかアウトの音量調節なんかが搭載されると良いのになと思う物がいくつかあります。
特にこれのようにフィルタやディレイが搭載されている物は突発的にレベルオーバーしがちなのです。
また、ディレイにスロー(Throw)?スピン?と呼ばれる物が搭載されるとさらに使い勝手が上昇します。特定のタイミングにディレイをかけ、その部分のみフィードバックが残るという物で、他社製品で言えばWaves CLA Effectsに搭載されている機能です。 -
タイトル通りの内容で、ヘッドフォンを装着していながら目の前に実機を置いて演奏しているかのような臨場感を楽しるモノシンセ。
打鍵音はなんとキーオン・キーオフ時それぞれでミックス量を調整出来るというマニアックさ!
チップチューン風の楽曲のリードをこのシンセで鳴らして一味違った空気感を演出するなど、限定的だけど尖った使い方をするのにいかがでしょう。
惜しむらくはモノフォニックであること。 -
本来ターゲットとされているジャンルでのレビューでなく申し訳ないのですが、非常に初期Y.M.O.に近い音という印象を受けました。
ピッチ高めでリリースが短く、ドライでタイトなスネアが特にそう感じられました。
タムも「マルティプライズ」を彷彿させますが、考えてみればモロにスカなのでルーツを辿れば同じところに行き着くのかも知れません。
というわけで、イエローマジックっぽいドラムサウンドを探しているけどなかなか見つからないという御仁、この音源は穴場ですよ。 -
おまじない感覚でプラグインチェーンに加えています。
「テキトーにドンシャリにしてるだけでしょ?」などと思うなかれ、各種ノイズ(ホワイト、ピンク、ブラウン、ブルー、グレー、バイオレット)を入力してみたところそれぞれで違った挙動をしているので、どうやら内部では様々な処理がなされている様子。
中身が完全にブラックボックスで人によってはモヤモヤするかと思われますが、このデベロッパはとにかくワンノブでイイ感じにすることが信条。
細かいことを気にせず、何も考えずに挿してノブを回して「ヤッターなんか良くなった!気がする!!」と思える僕みたいな人にはお誂え向き! -
自分の声などを即座にクラフトワーク風ボコーダー、あるいはスピーク&スペル風に加工できてとても楽しい!
入力された音声のピッチに正しく追随させたり、大げさにピッチを上下させたり、あるいはピッチレスなホワイトノイズで囁きロボットにしたり。
BPM追従のフレームレートで波形読み込みタイミングをぶつ切りに、なんてことも可能でレトロなテクノポップが好きな方にはお誂え向き! -
一つ一つの音色がガチガチに加工されていて「楽曲に入れてみて合えば使う。そうでないなら別の音色にする」という往年のEZシリーズらしさが全開。
ナチュラルでリアルな生ドラムっぽさを求めることは出来ないが、デフォルメされたニセモノ感が好きな人には合いそう。
キックはバチっと、スネアはスカーンと抜けて来るところが気に入っていて個人的には結構よく使う。
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