Spitfire Audio 独自エンジン製品のライブラリデータを2台のマシンで共用する方法
- FAQ No.:872
- FAQ区分:ソフト音源
- 更新日:24.7.16
Spitfire Audio 独自エンジン製品は、ライブラリデータのファイルに認証情報を埋め込む仕組みとなっており、通常2つのOS間でライブラリデータを共用することはできません。
そのため、それぞれのOS環境に対してライブラリデータをインストールしていただくことをおすすめしております。
ストレージ容量の問題等によりライブラリを共用したい場合は、非常に特殊な方法とはなりますが以下作業によって実現が可能です。
以下の手順は、『HANS ZIMMER STRINGS』を例としています。フォルダ名などは製品に応じて読み替えてください。
複雑な手順であるため、恐れ入りますが非推奨とさせていただいております。なんらかの問題が発生した場合でも、ご自身で復旧できる方のみ実施していただきますようお願い申し上げます。
1. 本製品のライブラリフォルダ内にフォルダを作成します。
~ > (Spitfire Audio - Hans Zimmer Strings) > laptop(任意名で作成) > Spitfire Audio - Hans Zimmer Strings
2. Spitfire Audio Appを起動し、本製品をクリックします。
ダウンロード選択画面より、歯車アイコンをクリックし、[Repair]をクリックします。
3. ライブラリフォルダ選択画面が表示されますので、上記にて作成したlaptopフォルダ内の「Spitfire Audio - Hans Zimmer Strings」フォルダを指定し、Repairを実行します。
4. テキストエディターで以下ファイルを開きます。
macOS: ユーザー/ミュージック/Spitfire Audio/Settings/spitfire.properties
Windows: C:/ユーザー/[ユーザー名]/AppData/Roaming/Spitfire Audio/Settings/spitfire.properties
5. このファイルには、各ライブラリのデータ読み込み先が書き込まれています。
「HZStrings」のひとかたまりから、「samples」欄が以下のようになっていることを確認してください。
~Spitfire Audio - Hans Zimmer Strings\/InternalOS\/Spitfire Audio - Hans Zimmer Strings\/Samples
6. 以下のように書き換えを行い、サンプルは大元のSamplesフォルダから読み込むようにします。
~Spitfire Audio - Hans Zimmer Strings\/Samples
テキストの内容を保存し、OSを再起動してください。
7. 本製品を起動し、動作をご確認ください。
SONICWIRE取扱い全製品を表示したい場合は、SONICWIREを日本語で閲覧されることをお奨めいたします。