音楽に関わるクリエイターやプレイヤーにとって
必須のソフトウェアシンセサイザーだと思います。
サウンドメイクの幅が広く、イメージした音色を作ることができます。
SERUMは、高音域が特に力強くクリーンなサウンドで、他楽器と混ぜても存在感を際立たせることができるので気に入っています。
デフォルトで140種以上の波形プリセットが収録されているのでサウンドメイクの幅が広く、イメージした音色を作ることができます。波形がグラフィカルに表示されるので音色を視覚的に確認できる点も良いですね。
また、自分のオーディオを取り込んだり、波形をエディットして音色を作ることもできるので、SERUM1つで無数に音色を作れます。SERUMは音楽に関わるクリエイターやプレイヤーにとって必須のソフトウェアシンセサイザーだと思います。
他楽器のアシストとしてSERUMを用いています。
私はロック系の楽曲を制作することが多いのですが、楽曲中のシンセサウンドとして用いるだけでなく、他楽器のアシストとしてSERUMを用いています。
リードやバッキングのギターにSERUMで作った音色をギターと同じフレーズでレイヤーすることによって厚みをもたせることができます。また、ギターと他のシンセサウンドとなじませる効果を狙ってこの手法を使うことも多いです。
クリーンなギターのフレーズにPad系の音色をレイヤーすると幻想的な雰囲気を付加することができるのでこの手法もよく使っています。
上記で挙げた手法を使用してデモ楽曲を作ってみたので、ぜひ違いを確認してみてください。
SERUM ON トラック
SERUM OFF トラック
普段の制作においてファクトリープリセットを少し調整して使用することも多いです。
SERUMには約450個のファクトリープリセットが収録されていて、厚いパッドや明るくシャープなリードサウンドなど即戦力になる音色が多い点が良いですね。普段の制作においてファクトリープリセットを少し調整して使用することも多いです。
個人的にはPluck系のプリセットの音色が好きです。他のソフトウェアシンセサイザーと比較してハイがクリーンで非常にヌケの良い印象を受けました。複雑なリズムシーケンスが用いられているプリセットも面白く、プリセット主体で楽曲を作ってみたいと思うくらい創作意欲を掻き立てられます。
また、多くのジャンルに対応したサードパーティ製のプリセットパックも販売されているので、それらを活用して理想のサウンドを手軽に入手できるのも良いですね。
シンプルかつわかりやすいGUIが魅力ですね。
SERUMの魅力の1つがシンプルかつわかりやすいGUIだと思っています。一般的にソフトウェアシンセサイザーはパラメータの多さにより大量のノブやフェーダーなど煩雑なGUIになりがちですが、SERUMのGUIは非常にシンプルで、シンセに慣れていないユーザーでもマニュアルなしで直感的に使い始められると思います。また、音色や操作感に関係はしませんが、スキンを変更できる点も良いですね。気分転換にスキンを変更して新鮮な気持ちで制作に取り組むことが出来ます。
最後に
『SERUM』はダンスミュージックのトラックメイカーだけでなく、音楽に関わるクリエイター・プレイヤーも多くのシーンで活用できるソフトウェアシンセサイザーだと思います。
コンポーザー/ギタリスト
独特なプレイスタイルがSNS上で注目を集める気鋭のギタリスト。ギターを活かしたアレンジを得意とし、作編曲家・ギタリストとして数々の作品やアーティストに携わる。 インストゥルメンタルロックバンドの作編曲担当としても精力的に活動中。
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