柳浦 遊 が紹介する『NOTE PERFORMER』

Presented by SONICWIRE

"指揮者が見える"ーー それがNote Performerを使って最初に感じた事だった。

楽譜ソフトにおける再生は、ただ音が鳴ってくれるだけで十分だと思っていた。
しかしいざNote Performerを導入すると、その歴然とした差にかなり驚いた…というより「感動」した。
ソフトの中で指揮棒が振られているかのような音楽的なプレイバックに、私は感動したのだ。

開発陣はNote Performerに、ベートーベン、チャイコスキー、そしてジョン・ウィリアムズの数百に及ぶスコアを通して、楽譜がどのようにして演奏に反映されるかを教えたという。
この並びにジョン・ウィリアムズが含まれるのが興味深い。
彼のスコアが教材として入ることで、クラシカルなものだけでなく現代的なフィルムスコアにも対応しうる再生プラグインとしてNote Performerは成立した。

その読譜能力とも言える音楽的な解釈は、実際の録音のシミュレーションとして私を大きく助けてくれる。
私はこの2年ほどで海外での録音の機会が増えたが、演奏者が意図を汲んでくれたり自分から率先してフレージングを考えてくれる日本の録音とは異なり、海外の録音では良くも悪くも楽譜に書いてあるまま、正確に演奏される事が多い。殊、劇伴やCMの録音では限られた時間で音楽を作り上げねばならず、そこで重要になってくるのがアーティキュレーションやスラー、ダイナミクスの書き込みだ。Note Performerはそこの再現度がかなり高いと感じている。例えば金管楽器のスラーは常に迷うところだが、この"指揮者"に聞いてみればその迷いを簡単に決断に導いてくれる。

優れているのは音楽的な解釈だけではない。
1GBという非常に小さな容量から再生される音が、ものによっては数十GBに及ぶ一般的な楽譜ソフト付属の音源より遥かにリアルな鳴りをする。
無論それは音楽的解釈の賢さにも起因するが、そもそもの音も良いのだ。これでたったの1GBとは、開発陣は魔法でも使ったに違いない。(柳浦 遊)

NOTE PERFORMER 3

SIBELIUS, FINALE, DORICO 用オーケストラ総合音源!

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柳浦 遊(やなうら ゆう)/作曲家

16歳で音楽に目覚め、19歳で作曲を学び始める。
現在は様々なメディアに対し曲を提供している。
映画「SPEC〜結〜 爻ノ篇」「ヒーローマニア〜生活〜」
ドラマ「闇の伴走者〜編集長の条件」「ナオミとカナコ」
広告音楽「UNIQLO」「NTT docomo」「JR東海スマートEX」等

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