こんにちは、伊藤です。NAMMショーには、北欧やアメリカでも中部・東海岸など寒い地方からの参加組も多数おり、そういう人たちとの会話は「あなたの地元の天気はどうだい？」「うちは雪深くてねえ、こっちの日差しは最高だよ」という感じになります。今日も朝から抜けるような青空です。でもホテルの人に言わせると、”you are very very lucky”とのこと。どうやらその前の週まであまり天気が良くなかったみたい。そんなラッキーな日差し降り注ぐ現地より、３日目のレポートをお届けします。

３日目朝に開催されたブラスバンドとチアリーディングによるマスゲーム

AUDIOBRO社のブース

AUDIOBRO社は今回初めてNAMMに出展です。ブースでは昨年リリースしたばかりの『LA SCORING STRINGS』を来場者個別にデモンストレーションし、丁寧に説明しておりました。なお、明日AUDIOBRO社とミーティングの予定があるので、追加情報ありましたら明日のブログで報告いたします。

SONiVOX社のブース

SONiVOX社のブースでは、既存製品を中心としたデモンストレーションを展開しておりました。ダウンロード販売専用の音源シリーズ『DVI』も展示されてましたよ。SONiVOX社もミーティング予定が明日なので、詳細情報が入りしだい本ブログでも紹介しますね。

Toontrack社が『BeatStation』発表！！

本日、Toontrack社より画期的な新製品『BeatStation』が発表されました。写真は本日午後２時より開催された記者会見の模様です。

『BeatStation』は、文字通り”ビートを刻む”ための考え抜かれた機能を搭載したMac/Windows用のソフトウエアです。凝ったソフトにありがちな、多すぎる画面構成を排除し、スッキリと１画面に機能を集約しています。そのため初心者でも手軽にダンストラックを制作できます。この辺りは、『EZ Drummer』のコンセプトに近いものがあります。それでいて、内蔵音源のクオリティには細心の注意が払われているので本格的なトラック制作までカバーできるのがウリです。

価格は$99前後を予定しており、非常にコストパフォーマンスが高いです。また追加音源の『BTXシリーズ』は様々なタイプのものが用意されており、各$40前後とこちらも非常に非常にお求めやすい価格帯を予定しております。

『BeatStation』は、Mac/Windowsでスタンドアロンとして単独で使用できるほか、VSTプラグインとしても利用可能です。スキン機能により様々な雰囲気にデザインが変えられるのもクリエイティブです（製品画像がまだ公開されていないためテキスト情報のみでスミマセン）。リリース時期は、2010年春ころを予定しています。※詳細は本ブログで適宜発表して参ります。

さて以降では、昨日に引き続き、NAMM会場で見かけたユニークな楽器などを紹介いたします。

車を展示しているブースが時々あります。音楽も車も「カッチョいい！」で共通しているので、客寄せにはとてもいいのだと思います。こちらは、Reunion Bluesという楽器ケースメーカーのショールームにて撮影したブルーのアメ車。

こちらはアメ車の展示がメインで、肝心のギターが殆ど置かれていないブース。バッドマンっぽい”レトロフューチャー”をモチーフとしたギターを販売している様です。

手前のドラマーは、画面の向こうのギタリストとセッションしています。ネットがあれば遠方の友達ともセッションできるよ、のサービスですね。画面に写るストリーム動画は若干遅れてみえます。しかし、オーディオは割とオンタイムで届いているっぽいです。

とってもカラフルなヘッドホンを作っているメーカーの展示棚が面白かったです。あ、メーカー名メモしておくの忘れた！orz

これは、ギターのボディにフォトフレームを埋め込んだ画期的(?)なギターです。展示ではイリュージョン動画を表示させてましたけど、観客のコメントでも表示させましょうか？「ギターへたすぐる」とか書かれたらリアルタイムでヘコみますが。

最後に、こちらは私が泊っているホテルのロビーの今夜の模様です。ええ、いつもは閑静なロビーが、今夜ばかりはライブ会場と化します。楽器を演奏する人が世界中から集まる祭典ですから、黙って夜を越すことはありません。会場近くのホテルの幾つかで見られる恒例の光景です。こんな一面に触れるのも世界最大の楽器見本市であるNAMMの楽しみ方のひとつですね！

明日はいよいよ最終日です。明日もまたオモシロイものをレポートいたしますね！