

従来の固定観念を覆すリバーブ、SONIBLE『SMART:REVERB 2』リリース!
SONIBLE『SMART:REVERB 2』
AI技術とユーザー判断との柔軟な融合を目指すSONIBLE社から『SMART:REVERB』がさらに進化し、『SMART:REVERB 2』として新登場。
前バージョンで高く評価された「smart:engine」によるリバーブ生成に加え、ワークフローをさらに洗練する「クロス・チャンネル処理」「リバーブ・マトリクス」「Distanceグリッド」が新たに搭載されました。
従来のリバーブらしさを残しつつも、他製品とは一線を画す革新的なアプローチで、サウンドの一体感を際立たせます。
クロス・チャンネル処理で明瞭なミックスを実現
本製品の核となる「smart:engine」は、学習プロセスを通じて、そのチャンネルの響きを阻害しないようにリバーブを生成(正確には”適応”。適応具合はカスタマイズ可能)するもの。
一般的なリバーブがセンド・バスに配置されるのに対し、本製品はリバーブを必要とするチャンネルごとにインサートします。
各チャンネルにインサートされた『SMART:REVERB 2』は、架空のセンド・バスを形成して情報を共有します。そのため実際には、(各チャンネルにインサートされてはいるものの)一つのウィンドウ内だけで各チャンネルの設定を完遂できるようになっています。
つまりアンマスクやセンドレベル、距離感や広がりの調整といった、センド・バス上で行うと煩雑化してしまいがちな操作が、『SMART:REVERB 2』という統合環境内で行えるのです。
自由度も抜かりなし
基本手順は、インサート後にグループを作成して各チャンネルの重要度を定義し、学習ボタンを押してから、バランスや距離感、広がり、カラーや明瞭度を調整して終わり。
一方で、ワンパターンに陥りがちなAIツールの欠点を補うかのように、「Distanceフィルター」や「Wetモード」、「自動音量補正」を切り替えることで、従来通りの使い方にも対応できるほか、音作りに個性を加えることも可能です。
これまでのリバーブとはかけ離れた手順とはなりますが、仕組みを知るとなんとも大胆かつ効率的。
飽和しやすいリバーブ成分を的確にコントロールしたい方、スピーディーに楽曲制作を進めたい方にとって、これからの制作に欠かせないツールとなるはずです。
folder sonible, SONICWIREニュース, クリプトンDTMニュース