ビンテージ・エレクトリック・ドラムを中心に、27,000音以上もの単発ドラムサウンドを収録したドラム専門ソフト音源「DrumsOverKill」。

本日、公開開始となった資料を元に、速報をお届けします。

まず、「KONTAKT PLAYER 2」ソフトウェアと一体化しているこのライブラリの、注目の機能をご紹介しましょう。「DrumsOverKill」では、ロードしたドラムキット内の”キック”, “スネア”など、音色一つ一つに対し、個別にエフェクトをかける事ができます。

具体的には、キックだけにサチュレータをかけて音圧を上げ、2ndスネアにのみダビーな付点８分のディレイで飛ばす…なんて事が、素早く実現します。また、エフェクトの種類も充実しているのでローファイ系や、アンビエントにも柔軟に対応。

何種類かのドラムキットを同時に立ち上げ、この「ドラムキットA」はローファイとバンドパスフィルターをかけたイントロ用、メインパートはショートディレイのかかった「ドラムキットB」にして、間奏のブレイクで、重心の下がった、この「ドラムキットC」を切り替えて…という複雑なドラム・アンサンブルにも最適です。

また、今回は収録サウンド・リスト(PDF)の公開も許可されましたので、下記からご覧いただけます。

・Drums_Overkillコンテンツ(PDF)

リストの中には、ROLAND, AKAIなどの定番機器から、DR. BOEHM、SOLTON、MELOSなど聞いた事の無いような名前のメーカーまでが並びます。これは、同社の「DANCE MEGA DRUMS」から始った、レアドラムマシン発掘作業の、最新報告と呼べるでしょう。（電気音楽／電子音楽のメッカ、ドイツだとこの位集まっちゃうんですね…）

KONTAKT PLAYER 2もしくはKOREに連動した、素早いブラウジングで、ユニークなドラムサウンドをガンガン使いたい、テクノ／エレクトロ／トランス・フリークに、特にオススメです!! 2007年初旬リリース予定です。