・・・近年、HIP HOP／R&B／BLACK系のサンプリング・ライブラリの進化は目覚しく、一昔前のごった煮感のあるローファイ・ネタは影を潜め（弄りがいのあるナイスなネタも多かったですけど）、近年のサウンド傾向は、下記のように焦点が定まった高品位なものが多くなりました。

芯の有るドラムのアタック感／音圧や、絶妙にタイトな音像操作、空気感＆適切な鳴り具合、時として、純度の高いミニマル・ループ、またはシンセサイザーや民族楽器の印象的なメロディック・フレーズに至るまで、、、成熟したHIP HOPの、様々な打ち込み＆ミキシング・テクニックに裏打ちされたサウンドが魅力です。

そして、今回、ご紹介する新製品『Complete Urban Flava』は、上記の流れの中でも突出したバランス感覚と、類稀なる出来の良さを兼ね備えた、激オススメ・ライブラリです。

それでは、まず百聞は一見にしかずという事で・・・

・Complete Urban Flavaデモソング(mp3)

では本作『Complete Urban Flava』の、なにが、そこまで凄いのかを列挙してみます。（是非、デモソングを聴きながらご覧下さい）

■”質感、音圧、音像、アタック＆トランケート具合”すべての面で、最高のバランス＆高品質。
■一粒、一粒の質感＆音圧／個性を大切に、非常に使い易く、調整されたドラムヒット。（個人的にココの出来は本当にお勧め！）
■丁寧にパラアウトされた、各楽器サウンドのループ。特にリリースの長い楽器ループ（ストリングスなど）は、ループ終点で、トランケートしていないリリース＆残響を残した「Natural Decay Instrument」バージョンも収録（これにより素材応用の可能性が、飛躍的に向上します！）
■洗練された音作りによる、オールドスクール系フィーリングを持ったトラックから、ギャングスタ・ビーツ〜ウェッサイ系、東海岸の良質ブラック・ビーツ、クランクなサウス・ビーツ、さらにダンスホール／レゲトン／グライムまでしっかりと様々なスタイルを網羅。もちろんメロディアスなファンク／ネオ・ソウル／バラード系まで収録しています。
■合計64曲分のコンストラクションキットという、充実したボリューム感

それにしても、本作はチェック中、興奮しました（その勢いで、かなりの数を入荷してしまいました）。この位、素晴らしい品質のサンプリングライブラリなら、ヒップホップが大好きな方に、手放しで「ほんと良いですよ」と断言できます。11/24リリース予定です。