本日ご紹介する「EZ-drummerムービー」は、ヒューマナイズ機能を最大限利用した、スネアとシンバルのロールを紹介する「EZ-drummerのドラムロール」というシーン。

:
ムービーでは、簡易的なMIDIパッドの連打をそのまま使用しています。前半ではGUIを隠し、MIDIトラックをルーティングして、EZ-drummerに入力される前のMIDIを録音したものを再生。この流れにより、（例え、EZ-drummer本体を鳴らしながらでも）メイン・トラックより独立して外部MIDIの録音／再生が可能です。さて後半部分、従来であればどうしても機械的になり気味だったシンバル・ロールも、EZ-drummerであればリアリティが（下手さ加減も程よく）滲みます。また、テンポを上げ下げすれば”複雑に”スピード〜雰囲気も変化しますし、クオンタイズなどのエディットでグルーブを追い込む事も可能。逆に、ヒューマナイズ機能が程よくランダマイズしてくれるのを逆手にとって、ステップ録音による数値的な打ち込みや、MPCなどの連射機能などを使っても「素敵なドラム・ロール」が得られるでしょう（物足りない方は、ミキサーのアンビエント調整も忘れずに･･･）。編集後、最後にユーザーライブラリに登録して一丁あがり。次回からのセッションで、自由に引き出せるという訳です。さて明日は、生々しいドラミングを象徴する、「EZ drummer」の”多彩なフィル”に迫ってみたいと思います。･･･追伸、今気づいたのですが（汗）。シンバルの赤丸の位置が違います、何卒ご了承下さい。