山田 豊 氏  VIENNA INSTRUMENTSストリングス・アレンジ・コンテスト最優秀賞受賞

VIENNA SPECIAL INTERVIEW 01 / Presented by Crypton Future Media, INC.

『VIENNA INSTRUMENTSストリングス・アレンジ・コンテスト』で見事最優秀賞を獲得した若き作曲家:山田豊さん。洗足学園音楽大学に在学中(2010年3月現在)でVIENNAユーザーでもある彼に、受賞曲の制作過程、普段の制作環境などを聞いてみた。

─受賞曲はどのように制作されましたか?

ストリングス・アレンジを勉強し始めた頃、レッスンの先生(作曲家:渡辺俊幸氏)から、フルート+ストリングス・セクションの編成で作曲を勧められたのがきっかけでした。

制作にあたっては、打ち込みながら作曲するといった感覚ではなく、極力頭の中で先にサウンドを鳴らし、イメージを大切にして作曲すること、ストリングスの特徴を最大限生かせるアレンジをすることを心がけながら制作しました。

作曲のシミュレーションに使用した機材はLogic Pro 8とVIENNA SPECIAL EDITIONで、実際の音源は洗足学園音楽大学にてオーケストラをレコーディングしました。

Conductor : 山田豊

SoloFlute : 中西綾子(洗足音大卒業生)

ConcertMistress : 濱田彰子(洗足音大4年:器楽科)

RecordingEngineer : 増田康臣(洗足音大3年:録音専攻)

─難しかった点は?

ハーモニーを保ちながら、内声も(対旋律等で)音楽的に充実させることでしたね。

─普段の制作環境を教えてください。

Logic Pro 9、VIENNA SPECIAL EDITION、Stylus RMX、Omnisphere、BFD2、SILK等を使用しています。

─VIENNA INSTRUMENTSを導入されていますが使ってみて如何でしょうか。

リアルなサウンドをストレスなく打ち込めるので、作曲に集中できますね。VIENNA INSTRUMENTSのサウンドの素晴らしさは、導入するずっと以前より知っていたのですが、とても学生が買える値段ではありませんでした。ですので VIENNA SPECIAL EDITIONが出た時は本当に嬉しかったです!

また、導入した当時はMac ProではなくMacBook Proでしたので、フルオーケストラが組めるか心配だったのですが、意外にサクサク動いてくれた事に驚いた記憶があります。

─VIENNA INSTRUMENTSの中で特に好きな楽器とかありますか。

個人的にはCelestaが好きです。また各楽器ともLegatoのリアルさは特筆すべきだと思いました。

─大学で作曲を学んでいらっしゃいますが、VIENNAが役立つ時とかありますか?

高品質なデモの制作だけでなく、日々の勉強に役立っています。VIENNAでは正しいサウンドをシミュレーションする事が出来るので、オーケストレーションの勉強の際に絶大な効果を発揮すると思います。

僕は18歳から専門的な音楽教育(ピアノ、ソルフェージュ等)を受け始めたので絶対音感はありません。ですので特に「効率的に勉強できたかどうか」という点でVIENNAの存在は大きかったと思います。

─他の学生さんでVIENNAをお持ちの方はいらっしゃいますか?

VIENNA SPECIAL EDITIONが出る前は学生で所有できる人はほとんどいなかったのではないかと思いますが、今では僕の周りでも何人か所有していますし、「オーケストラ音源の鉄板」という感じで全体ではかなり多くの学生が所有していると思います。

─今後の活動等があれば教えてください。

今はとにかく劇伴作曲家になるという夢を叶えるために、日々努力していきたいと思っています。

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「Winners」 ~Vienna Instruments Strings Arrangement Contest~

  • Flute Concertより、一、有明の祈り/山田豊
  • Lullaby of ASIA/面川倫一
  • 弦楽四重奏 第一楽章/加藤洋隆
  • hunted/杉本優
  • オーボエと弦楽のための「喪の舟」/桜井ねこ

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