14世紀末からルネサンス、バロック、古典派の時代に多く使用された鍵盤楽器『CLAVICHORD』を収録。カナダのVictor MioがZuckermann King of Swedenモデルをもとにカスタマイズした個体を用いてサンプリングを行いました。

• 24/48khz ステレオ・サンプリング
• 10,492サンプル
• 2組のマイク (Schoeps, Earthworks), 2組のコンタクトマイク (Trance Audio)でサンプリングしたサウンドをミックス可能
• 17～20段階のベロシティ・レイヤー
• キーオフ・サンプルを収録
• シングル・ストリングとダブル・ストリング両方の演奏に対応
• CLAVICHORD 独自のビブラート表現「Bebung」に対応

Clavichord タブ

2つのマイクアレイとサウンドボードに取り付けられた2箇所のマイクポジションのミックス調整。マイクポジションごとに2種類からマイクを選択します。

• エディットパネル：

  

  

  

  

  エンベロープ、フィルター、LFO、マイクロ・チューニングにより、様々な音の質感を作り出すことができます。マイクロ・チューニングは多数のチューニング・プリセットやユーザーによるカスタムスケールを提供します。

• パフォーマンスコントロール・パネル：

  

  ベロシティ・レスポンス / カーブ / リミット / ランダマイズを調整可能な他、KEY OFFノイズ、BEBUNGエフェクト（アフタータッチ・ピッチベンド）の深さ、及び2つのヒューマナイズ・コントロール（VELOCITY RANdom、TIMING random）によるCLAVICHORD のレスポンスとパフォーマンスを微調整します。タイミングを緩くしたり、キーストライクをランダムにしたり、楽器ノイズの詳細を調整したりできます。キーレンジは、オリジナル個体の範囲に制限することも、拡張することも可能です。

Generative Tools タブ

3種類のアルペジエイターを設定します。

• WEAVER：

  

  リズミック・シーケンサを8基搭載し、最大8音の入力ノートそれぞれに個別のシーケンスを適用するシーケンス・ジェネレータ。シーケンサごとにレートやステップ数、パン、オクターブシフトを調整できます。 ディレイエフェクトのようなものですが、演奏に応じてサウンドが変化し、互いに織り成すようになります。

• JAMMER：

  

  設定したスケールやオクターブ、同時発音ノート数などを元に、ランダムなフレーズを生成するジェネレイティブ・アルペジエーター。

• PHRASER：

  

  ジェネレイティブ・フレーズ・プロセッサー。短いフレーズを録音し、演奏しながらそれらを操作して、新しいメロディーのアイデアとシーケンスを生成します。

Effects タブ

23種類のエフェクトの中から3つを選択し、インサートすることができます。また、インサートエフェクトの後段にはEQと、Soniccoutureが長年のレコーディングで蓄積したカスタム・インパルス・レスポンスを収録するSPACE（コンボリューション・リバーブ）が搭載されています。ステレオ幅とサチュレーションの調整も可能です。

搭載インサートエフェクト：
CHORUS、CHORAL、PHASER、PHASIS、FLANGER、FLAIR、DELAY、REPLIKA、LOFI、DISTORTION、SKREAMER、TWANG、JUMP、ROTATOR、CABINET、TAPE、BUS COMPRESSOR、FEEDBACK COMPRESSOR、TRANSIENT MASTER、LIMITER、FILTER、REVERB、RING MOD