『BEAT MACHINE 2』は、過去30年間に流行したヒップホップのドラムサウンドを必要とするプロデューサーに向けてデザインされたビート音源です。ビートメイキングのワークフローを改善するために、収録している600のキットはすべてプリミックスとEQが施されています。前作『BEAT MACHINE 1』に続き、キック、スネア、ハイハットの最高の組み合わせを探すのに何時間も費やす必要はありません。『BEAT MACHINE 2』は、すべてのハードワークを代行します。

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30年にわたるヒップホップ・ドラムの歴史

『BEAT MACHINE 2』は『BEAT MACHINE 1』の代替品ではありません。『BEAT MACHINE 2』は、『BEAT MACHINE 1』を補完するソフト音源として開発されました。『BEAT MACHINE 1』は、オールドスクールで埃っぽい雰囲気を求めるヒップホップ・プロデューサーのために設計されましたが、『BEAT MACHINE 2』は、過去30年間に使用されたヒップホップ・ドラムのサウンドをカバーしています。

1990's

1990年代は、多くの人にとってヒップホップ・プロダクションの黄金期です。1970年代のファンクやソウルのレコードから生のキック、スネア、ハイハットをチョップし、それらを再構築して新しい特徴的なドラムパターンを作り、ファットで埃っぽいビートを作っていました。その結果、生々しくパンチの効いた、非常にドープなサウンドが生まれました。

100個の1990sプリセットは、Lord Finesse、Pete Rock、The Bombsquad、J Dillaなどの偉大なアーティストに影響を受けています。EMU-SP1200とAkai-MPC 60によって実現された12ビットサウンドで、ヘビーなキック、割れたスネア、埃っぽいハイハットをお楽しみください。

2000's

2000年代に入ってからのヒップホップ界では、ビートのサウンドが様々なスタイルに進化していきました。Alchemist、Havoc、DJ PremierなどのBoom bapが代表的でしたが、TimbalandやThe Neptunesなど新しいプロデューサーの登場により、ジャンルはよりクリーンでシンコペーションの効いたサウンドへと変化、Lil Jonが808を使ったスタイルを、Dr.Dreが西海岸の雰囲気を世間に広め、サウスが台頭してきました。

100個の2000sプリセットには、東海岸のハードなドラム、西海岸のファンキーなキット、ティンボ風のスナップやクラップなど、多種多様なドラムサウンドが用意されており、ヒップホップのユニークな時代を象徴しています。

2010's

新たな10年の幕開けとともに、ヒップホップのドラムサウンドも全く新しい雰囲気に変わりました。808が王様になり、サウスやトロントのサウンドがジャンルを支配するようになりました。しかし、Lex LugerやDJ Mustardのようなプロデューサーはフッドからトラップサウンドを生み出し、Noa "40" Shebibはよりアンビエントなサウンドスケープをスタジオにもたらしました。

100個の2010sプリセットは、現代のヒップホップ・サウンドを反映しており、808 / 909にインスパイアされたドラム、巨大なJustice Leagueスタイルのライブキット、OVOに影響を受けたサウンドなど、すべてに対応しています。

■特徴

• Boombap、East Coast、West Coast、Trapなど、30年分のHip Hopドラムをカバーする300のプリミックス・ドラムキット
• すぐに使用できるようEQや処理が施された、1,200以上のドープなドラムサンプル
• 50種類の真新しいHip Hop MIDIドラムパターンを収録
• ステレオ出力とサブミックス出力の選択が可能
• キック、スネア、ハイハット、パーカッションのボリュームとパンを個別に調整可能
• フレキシブルなピッチとドライブコントロール、アナログスタイルのリバーブを搭載
• タブレットやタッチスクリーンPC ユーザーのための5つのドラムパッド
• 12セグメントのアウトプットレベルメーター
• グローバル・ハイパス＆ローパスフィルターコントロール
• 低いCPU使用率
• 高速なパッチローディング