SONICWIRE

音声分離サービス『APS』の処理工程をご紹介

2021年11月4日 11:00 by fum

ミックスされた音源から特定の音声のみを分離する事は、長い間手の届かないものと考えられてきました。しかし近年のデジタル信号処理と機械学習を組み合わせた技術の進歩により、これらのプロセスはかつてないクオリティで実現出来るようになりました。

ハリウッドとパリに拠点を置く音声分離のグローバルリーダー「Audionamix社」と共に展開する音声分離サービス『APS』が、音声処理で直面する問題を解決します!


APSが行う音声分離とは?

かつては多くの時間を費やす必要があった音声解析ですが、AIによる高速な自動処理と、エンジニアが行う手動処理の二段構えにより、高品質な音声分離をスピーディーにお届けします。

AIによる自動処理

独自開発されたAIにより、セリフ、BGM等を的確に分析し、ミックス済みの音声から、目的の音声を除去したり抽出する事が可能です。

エンジニアによる手動処理

AIでは処理しきれない箇所は、専門のポストプロセッシング・エンジニアチームにより緻密な分離処理が行われます。これにより案件毎に異なるアプローチにも柔軟に対応する事が可能です。


APSではAudionamixの専門エンジニアチームと連携し、『音声処理サービス』を提供しております。
映像作品等の音声に対し、市販のソフトウェアでは実現不可能な分離処理を施し、結果をオーディオファイルにて納品いたします。

 

■想定される利用シーン例

  • セリフ除去】音声のマルチトラックが存在しない映像作品の海外番販(吹き替え・ローカライズ)
  • BGM除去】ライセンス料が高額・許諾が取れないBGMが入った映像のパッケージ化・配信コンテンツ化など
  • セリフ抽出】サラウンドミックスを実現するためのステム化

 

過去に諦めてしまったプロジェクトでも、ぜひお問い合わせください。
APSスタッフが詳細をご案内いたします!

 

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